超空洞からの贈り物

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2型糖尿病の治療薬として注目を集めるGLP-1受容体作動薬と気道陽圧(PAP)療法の関係性が示唆される

2024年06月04日 14時02分38秒 | 健康・病気
睡眠時無呼吸症候群(SAS)や慢性呼吸器疾患(COPD等)の医療機器を製造販売するレスメド株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:黒川貴史)は、米国胸部学会 (American Thoracic Society: ATS)国際会議において、多数の実績を持つ専門家が、睡眠状態およびその状態が心血管系にもたらす影響に関し、重要な新研究成果を発表しました。

レスメドが支援した研究は、睡眠呼吸障害の治療における気道陽圧 (PAP) 療法の有効性と、それに関連する臨床的効果に関する新たな知見を提供します。

これらの研究は、レスメドが支援する下記の権威ある研究者によって研究されたものです。

レーゲンスブルク大学(ドイツ)      Michael Arzt医学博士
グルノーブル・アルプ大学(フランス)   Jean-Louis Pépin医学博士
カリフォルニア大学サンディエゴ校(米国) Atul Malhotra医学博士
ウルム肺センター(ドイツ)        Holger Woehrle   他

閉塞性睡眠時無呼吸におけるグルカゴン様ペプチド-1 (GLP-1) 受容体作動薬とPAP療法の実際の使用傾向

臨床現場におけるGLP-1受容体作動薬の使用などを含め、抗肥満薬が注目を集めるなか、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)患者に対するGLP-1受容体作動薬の使用とPAP療法の実質的な関係性を調査したタイムリーな研究が、Atul Malhotra博士によって発表されました。この研究では、GLP-1受容体作動薬の使用はPAP療法の中止率の上昇にはつながらず、むしろGLP-1受容体作動薬を服薬している患者の方が、服薬していない患者と比較してPAP療法の使用レベルが高いという解析結果になりました。


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