超空洞からの贈り物

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オペル・インシグニアに325hpのOPCバージョンが登場

2009年04月18日 00時30分24秒 | Weblog
 オペルは、5月7日にスペインで開幕するバルセロナ国際自動車ショーにおいて、2008年末から2009年初旬にかけて欧州市場で発売された新型Dセグメント・セダンであるインシグニアのハイパフォーマンス・バージョン、インシグニアOPCを世界初公開する。

 インシグニアOPCは、最高出力325hp、最大トルク40.8kg-mの2.8リッターV6ターボ・エンジンを搭載。このエンジンは、既存の2.8V6 ターボをベースにエンジン本体の改良による高効率化と、排気系の設計変更による低背圧化により、ベース・エンジンを65psと5.1kg-mも上回る出力性能と、低回転から充実したトルクを発生する優れたトルク特性を実現した。

 トランスミッションは6M/Tを組み合わせ、駆動方式はフルタイム4WDとなる。4WDシステムは、既存の4WD車と同じ電子制御4WDシステムのアダプティブ4×4だが、よりスポーティなハンドリングを実現するために前後トルク配分を変更。後輪左右のトルク配分を最適化する電子制御LSDは標準装備となっている。この結果、0~100km/h加速6.0秒、最高速度250km/h(速度リミッター作動)という優れたパフォーマンスを手に入れた。

 足まわりは、既存の4WDモデルから10mmローダウンしたほか、フロントサスを設計変更。OPC(オペル・パフォーマンス・センター)のエンジニアが“ハイパー・ストラット”と呼ぶ新開発マクファーソンストラットを採用した。トルク変動によるステアリングへのキックバックを低減させることで、ステアリングフィール改善を果たしている。

 また、走行状況やドライバーの運転スタイルに応じて減衰力を最適化する、電子制御ショックアブソーバーのフレックスライドは専用チューンを採用。“スタンダード”と“スペシャル・スポーツ”、“OPC”の3種類のスポーツモードの切り替えを可能にした。

 ブレーキは、フロントに355mmのパンチング&ベンチレーテッド・ディスク&ブレンボ製キャリパーを装着。タイヤ&ホイールは、245/40R19タイヤ&19インチ・アルミホイールを標準装備。オプションでは255/35R20タイヤ&20インチ鍛造アルミホイールも用意される。

 エクステリアは、縦型エアインテークグリルを備えた専用フロントバンパーや、エグゾーストエンド一体の専用リアバンパーなどを装着し、2007年にジュネーブショーで公開されたGTCコンセプトに通じる、アグレッシブで力強いスタイリングを実現。インテリアは、専用のレカロシートやメーター、シフトノブのほか、フラットボトム形状のスポーツステアリングを装着し、スポーティな空間に仕立てられた。

 欧州では2009年秋に発売予定となっている。


このモデル、熱い!!

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