まるでネオン管のように怪しく光る新種のクラゲ。人を刺すことはないのでご安心を。
クラゲ専門家のリサ・ガーシュイン氏は3月初旬、オーストラリアのタスマニア島の突堤付近で泳いでいるときに、“フォトタンク(phototank)”と呼ばれる海洋生物撮影用の小型水槽を使ってこの無名の種を捕獲した。
大概の発光生物もそうだが、このクラゲも自ら光を発することはない。小さな毛のような突起である繊毛を同時に波打たせて水中を移動するが、その際に繊毛に光が反射して輝いてみえる。繊毛の運動にしたがって、虹色の帯がネオンサインのように移動する様子は非常に美しい。
ガーシュイン氏は、タスマニア島にあるクイーン・ビクトリア博物館&美術館で自然科学部門の学芸員を務めている。彼女がオーストラリアで新種を発見するのは159回目だが、今回の発見についても「本当にすばらしい」と語る。理由の一つは、今回のクラゲが体長13センチと比較的大きいことだ。
また、「この新種はあまり知られていないクシクラゲ類というグループに属している」とガーシュイン氏。クシクラゲ類は非常に壊れやすい体を持ち、網に接触した途端に粉々になってしまうという。
ガーシュイン氏は、「海にはこのような繊細な種がどれほど生息しているのだろう、と新たな疑問が湧いてくる。私たちがただ見逃しているだけなのかもしれない」と述べている。
まだまだ未知の生物がいるんだろうなぁ~。
知りたいという欲求が、新発見の後押しをする。
クラゲ専門家のリサ・ガーシュイン氏は3月初旬、オーストラリアのタスマニア島の突堤付近で泳いでいるときに、“フォトタンク(phototank)”と呼ばれる海洋生物撮影用の小型水槽を使ってこの無名の種を捕獲した。
大概の発光生物もそうだが、このクラゲも自ら光を発することはない。小さな毛のような突起である繊毛を同時に波打たせて水中を移動するが、その際に繊毛に光が反射して輝いてみえる。繊毛の運動にしたがって、虹色の帯がネオンサインのように移動する様子は非常に美しい。
ガーシュイン氏は、タスマニア島にあるクイーン・ビクトリア博物館&美術館で自然科学部門の学芸員を務めている。彼女がオーストラリアで新種を発見するのは159回目だが、今回の発見についても「本当にすばらしい」と語る。理由の一つは、今回のクラゲが体長13センチと比較的大きいことだ。
また、「この新種はあまり知られていないクシクラゲ類というグループに属している」とガーシュイン氏。クシクラゲ類は非常に壊れやすい体を持ち、網に接触した途端に粉々になってしまうという。
ガーシュイン氏は、「海にはこのような繊細な種がどれほど生息しているのだろう、と新たな疑問が湧いてくる。私たちがただ見逃しているだけなのかもしれない」と述べている。
まだまだ未知の生物がいるんだろうなぁ~。
知りたいという欲求が、新発見の後押しをする。