米国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受けた研究グループが蛾の神経組織に電極を埋め込み、蛾に装備した極小の電子機器を通じて、蛾をリモートコントロールする実験に成功していたことが今月8日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたIEEE主催の学術発表会「The International Solid-State Circuits Conference」での論文発表によって明らかとなった。
ボイス・トンプソン研究所(Boyce Thompson Institute)の研究グループは、DARPAによる「昆虫サイボーグ(Hybrid Insect Micro-Electro-Mechanical Systems)開発計画」の元で、生きている蛾を生体超小型無人航空機として活用する研究に着手。
その上で蛾の神経細胞に電極を埋め込むことにより蛾の羽ばたきを外部から自由に操作する実験に成功した。
DARPAでは現在、MITに対して昆虫の生体エネルギーを使って動作可能な極小ラジコン装置の研究開発を依頼しており、将来的にはボイス・トンプソン研究所の研究成果とMITの研究成果を合わせることにより、蛾をラジコン操縦することが可能となる見通しだ。
DARPAでは、完全ラジコン化した蛾を飛ばして100メートルの距離を飛行させ、目標から5メートルの圏内に着陸させる実験を当面の成果目標として設定している。
ただし、蛾の場合、集光衝動と性的衝動の2つの本能的衝動が発動した場合、ヒトによる人為的操作を無視してしまうことも判明。また、飛行可能な昆虫のなかでももっとも大型の蛾であっても搭載可能な機器は2.5グラムまで限定されること。更に、重量制限の問題からバッテリーなどを搭載することは困難なため、電力源は昆虫の生体エネルギーや羽ばたきによる振動を電気に変換する必要があるなど、まだまだ、多くの技術的障壁が残っているのも現状。
実際に蛾を使った実用的生体超小型無人航空機が登場するのはまだ先の話となりそうだ。
人間を操るほうが簡単そう…
実際に脳からの指令はある程度、制御できるし。
まぁコントロールが出来るとは違う意味合いかも。
結局本能を制御できなければ、意味がなさそう。
否定的なことばかり書いても仕方ないか。
こういう技術の積み重ねが今後には大切なんでしょうね。
ボイス・トンプソン研究所(Boyce Thompson Institute)の研究グループは、DARPAによる「昆虫サイボーグ(Hybrid Insect Micro-Electro-Mechanical Systems)開発計画」の元で、生きている蛾を生体超小型無人航空機として活用する研究に着手。
その上で蛾の神経細胞に電極を埋め込むことにより蛾の羽ばたきを外部から自由に操作する実験に成功した。
DARPAでは現在、MITに対して昆虫の生体エネルギーを使って動作可能な極小ラジコン装置の研究開発を依頼しており、将来的にはボイス・トンプソン研究所の研究成果とMITの研究成果を合わせることにより、蛾をラジコン操縦することが可能となる見通しだ。
DARPAでは、完全ラジコン化した蛾を飛ばして100メートルの距離を飛行させ、目標から5メートルの圏内に着陸させる実験を当面の成果目標として設定している。
ただし、蛾の場合、集光衝動と性的衝動の2つの本能的衝動が発動した場合、ヒトによる人為的操作を無視してしまうことも判明。また、飛行可能な昆虫のなかでももっとも大型の蛾であっても搭載可能な機器は2.5グラムまで限定されること。更に、重量制限の問題からバッテリーなどを搭載することは困難なため、電力源は昆虫の生体エネルギーや羽ばたきによる振動を電気に変換する必要があるなど、まだまだ、多くの技術的障壁が残っているのも現状。
実際に蛾を使った実用的生体超小型無人航空機が登場するのはまだ先の話となりそうだ。
人間を操るほうが簡単そう…
実際に脳からの指令はある程度、制御できるし。
まぁコントロールが出来るとは違う意味合いかも。
結局本能を制御できなければ、意味がなさそう。
否定的なことばかり書いても仕方ないか。
こういう技術の積み重ねが今後には大切なんでしょうね。