朝起きて、顔洗って、化粧して、朝6時半ぐらいにチェックアウト。
最初のセビージャのホテルほ、あれだけ迷って着いたにもかかわらず、ほとんど寝るだけでした。
ホテルの事は、まとめて後で。
歩いてバスターミナルまで行けば駅までのバスがでてるので、徒歩とバスで行こうと思ってましたが、同時にチェックアウトした男性に道順を聞くとタクシーで行った方がいいと。
たぶん、バスターミナルじゃなくて駅に行くと伝わってしまったんだと思うけど。
昨日バスターミナルからホテルに着くのにだいぶ迷ったんで、ここはむりしないで、ホテルでタクシー呼んでもらいました。
だいたい7ユーロぐらいでした。
バス代が1.2ユーロなんで、無理してけちる必要はないです。
スペインはタクシー代が安い。
パリだとこんなに安くはすまないけど。
駅に着いて、窓口で切符を買います。
セビージャ➡コルドバ と コルドバ➡ハエン の切符を購入。
セビージャ➡コルドバ間は、急行がたくさん出ています。
コルドバ➡ハエン は少ない。1日5本ぐらいかな?
列車の運行時間は、スペイン国鉄のサイト(renfe)で確認する事ができます。
今回、列車もバスもほとんど時間どおりでした。
昔はヨーロッパの時刻表なんんてあるようでないという感じもしましたが、最近では時間どおりなんですね。
かなり前からそうか。。。
イタリアはどうなんだろうなぁ。
私がのったのは鈍行で、本数は少ないのですが、この鈍行はセビージャから終点のハエンに行く列車の途中の駅にコルドバがあるようです。
コルドバで降りて観光してからハエンに向かいます。
なんでハエンに行く事にしたかというと、パラドールに泊まるため。
スペインに行ったら、やっぱりパラドールに泊まってみたいです。
特別ハエンを観光したかったわけではない。
スペインは4回ぐらい来ている。
そしてパラドールにも何回か泊まってる。
最初に泊まったのは15年前かな?
残業が多くてお金があったのと、今ほどの円安でもなく、スペインも今と比べて全然物価が安かったので、3か所ぐらいパラドールに泊まりました。
カルモナとアルコス・デ・ラ・フロンテ―ラ。あとどこだったっけ?
前回は2011年の年末年始に7日間でマドリード近郊。
アビラとマドリッド近郊のチンチョンで泊まりました。
コルドバの滞在時間は約5時間です。
なかなか立派な駅でした。
駅はバスターミナルと隣接していて、バスターミナルにコインロッカーがあります。
コインロッカーにトランクを入れました。
「地球の歩き方」によると、駅のお土産屋さんにもコインロッカーがあると書いてありますが、見あたりませんでした。情報が古いのかな?
アンダルシアは暑かったです。
日本だと9月下旬はかなり秋めいてますが、昼は真夏の暑さでした。
かと思えば、グラナタなんて朝はすずしかった。
ともかく、気温差が激しい!
パリもこんな感じでした。
ヨーロッパはこの時期は朝晩の気温差が激しいんですね。
旧市街に行くには、駅前からバスにのります。
まずは世界遺産のメスキータに入場。
まあ、コルドバで見るところはここしかないというか…
ほかにあるのかな?
メスキータはゆっくり見ました。
もしかしたら、メスキータも3回目になるのでしょうか。
キリスト教とイスラム教が戦って、最後にはキリストが勝った。メコンキスタ。聖地奪回。
そして、イスラムが作ったものにキリストの装飾を加えていったようです。
全体的にはイスラム風ですが、内部にはキリストの教会などもあります。
不思議なバランス。
前に見たときには、そのすばらしいアーチの連続にとても感動しました。
でも、今回は感動が薄れた感がしました。
残念なことに。
そのあと、サンタ・クルス街ををあるく。
レストランやお土産屋さんが連ねてます。
有名らしい花の小路という、人が1人通れるぐらいの細い道がああります。
ツアーの集団が、ぞろぞろとなん組もこの道をとおります。
だからこの道は人で埋まってました。
大きい人は通るのつらいぐらいです。
その道の先は、小さな広場とお土産屋さんがあります。
確かにお花が飾られていてきれいなことはきれいだけど、なんだかな~と言う感じもします。
意外と時間もあり、ランチする事にする。
どうせなら、パティオのレストランがいいと思い、いつものようにうろうろ。
私って、こういう事で時間を無駄にします。。。
やっと決めて入る。
ムニュだけど、好きな料理を2種類選べます。
英語のメニュはなかったので、めんどくさいからお勧めを頼む。
ガスパチョとお肉をお肉で巻いて揚げたものだった。
小さなデザートも付いてた。
まーまーかな。
飲み物込で10ユーロだった。
今まで、ヨーロッパのコースとかでは飲み物は別料金だと思っていた。
しかし、昨日のパリといいここといい、パリとセビージャは込なのか?
そして、駅に戻り、ロッカーからトランクをだしてハエン行きの列車にのる。
ハエンは終点。寝てても平気。
ハエンに到着。
意外と上手く移動できたので、このまちの見所であるカテドラルにいってみることにした。
カテドラルはパラドールの途中にある。
カテドラルまで歩いてい行って、そのあとタクシーでパラドールにいけば、タクシー代も安くすむ。
「ペルドン、ドンデ エス テカテドラル?」
という、既に頭がかたくなってまったく覚えられなかったTVでスペイン語だけど、覚えてる数フレーズを駆使して、地元の人に道を聞く。
既に間違っているような気がするけど、意外と通じたよ。
駅を出て、右の道をまっすぐまっすぐにずーと行きます。
しかし、カテドラルはずっと上がり坂。
トランクをがらがらしてるから、ちょっとつらかった。
ようやくカテドラルに到着。
回った正面に入口があるのに、知らないから裏側からトランクもって、ひーひーしながら階段上がって入る。
こうやってむだな体力を使ってしまう私。
入場料金を払うと、レシーバをくれた。
説明を聞きながら回ります。
こんなとこには日本語版はないので、英語版。
しかし、せっかくの高いパラドールだから早くチェックインしたいし、ちょっと見ようかぐらいの気持ちで入ったので、聞いてる時間はないかと。
トランクを入り口で預けて、中へ。
どうやら、キリスト関係の展示の説明が多いらしいが、あまり興味もやなく、ざっとみてでました。
そこからタクシーが捕まるんだろうかと心配してたけど、運良く近くにタクシー乗り場があった。
タクシーに乗って、パラドールまでいきました。
8ユーロぐらいでした。
かなりの上がり坂なので、歩きで行くのはすごくたいへんかと思う。
ハエンのパラドールは町の城塞を利用していて、隣にはホテルになっていない城塞があります。
着いたのが5時ぐらいかな?
まだ入場可能な時間なのでいってみました。
ここからは眼下にハエンの町が広がります。眺めがいいです。
天気もよかったし、青い空のもと,茶色い崩れた城塞の中で過ごすのはかなり気持ちがよかった。
ハエンはパラドール以外だと、カテドラルとこの城塞ぐらいしか見るところはないけど、私的には城塞のほうがよかった。
でも、観光目的でハエンまでくる日本人は少ないんだろうな。
この日はゆっくりしました。
まだ四泊目だけど、前三泊はほとんど寝るだけでした。
今回はバルコニーから 景色眺めたりしてました。
せっかくのいい天気で、日差しも強いので、洗濯してバルコニーで干してしまいました。
いいかわきっぷりでした。
パラドールは食事が高いし、ハエンの場合は周りにまったく食べるところがないので、その日はカップヌードルを食べるつもりで持参していました。
こういういいホテルには普通は湯沸しあります。
過去に泊まったパラドールもあったと思うし、気がきいたとこなら湯沸しと無料のコーヒー・紅茶は置いてある。
しかし、しかし、ハエンは湯沸しありませんでした!
これにはかなりがっかりした。
過去にパラドールに泊まったのは暑い時期じゃなかったから湯沸し付いていて、今はまだ夏だから付いてないのかな、とも思ったけど。
そうなんでしょうねェ。
ともかく、こういうものが付いていないんて、高級ホテルじゃありません!
パルで食べきれなかったパンを持っていたので、仕方ないからそれをかじりました。
悲しい夕食。。。
ハエンにはプールがあるという事をかつて見た旅ブログで読んだ。
でも、すっかり忘れていて、水着持ってくるの忘れてました。
プールは8時までオープンしていたので、時間はあったのに。。。
残念でした。
だからプールだけみた。
お城がライトアップしているので、それを見て戻ってゆっくりして、お風呂入って就寝。
今回の旅行、唯一バスタブに浸かれるかバスでした。
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