この日は夕方セビージャに移動します。
月曜日でした。
月曜はパリでは大抵の美術館は休館になります。
やっているのはオルセーぐらいかな。
どこかパリ郊外に行きたかったので、じゃあ郊外に行くかと思って考えました。
本当はモネではなく、ゴッホのオーヴェル・シュル・オワーズのほうに行きたいと思ったけど、ここも月曜はゴッホの家はお休みなようです。
それでモネのシュベルニーに行くことにしようと。
しかし、電車とバスを乗り継ぎしなければならず、帰りのバスの本数が少ないので、スケジュールがあいません。
ツアーを探してみると、みゅうツアーが毎日出ていました。
朝の8時半発で帰りは12時半ぐらい。
ちょうどいい時間帯です。
出発数日前に、このツアーに申し込みました。
日本のツアーに参加するなんて、ひさしぶり。
こんなに方向音痴で英語のできないのに、なぜか個人か海外のツアーに参加してしまう。
海外のツアーに参加するのは、そのほうがぜんぜん安いしコースがよかったりするから。
でもこのツアー、個人で行く往復の移動費と入場料と比べてもそれほど高くないと思う。
久々に日本のツアーに参加して、やっぱり楽だな―というのが感想。
日本語通じるし、きめ細かいし、楽です。ガイドさんもやさしい。
短い時間だったけど、結構話しました。
事前にトランク持ち込みでいいか聞いたらいいとのことで、トランクを持ち込みました。
6人乗りバンとかではなく、大型バスです。
もちろん全員日本人。3分の2ぐらいは席埋まってました。
トランク持ち込みは私だけだったみたい。
ギャラリーラファイエット前で待ち合わせです。
日本人の係の人が待ってます。
8時前に着いてしまい、朝食をとってなかったので、係の方に聞いて近くにあるカフェに入る。
この時間だと、パリは少し暗いかな。
よくわかんないけど座ったら、カフェエクスプレス(エスプレッソ)が出てきた。
パン食べたい。。。
パンはカウンターの上のかごにあったので、クロワッサンをいただく。
簡単な朝食をとりました。
クロワッサン、おいしかったですよ。
バターたっぷり、カロリー高そう。
ジュベル二―には9時半前に到着です。
オープンもこの時間みたい。
数組のツアーの方々も来ていましたが、私らが一番乗りでモネの家に入ることができました。
だから人が写らずに写真撮ることができました。
あとは腕だけど。。。ないので。
モネの家はなかなか興味深いです。
浮世絵はオリジナルでモネの絵はコピーとのこと。
家には所せましと浮世絵が飾られており、モネの浮世絵好き実感する事ができます。
話には聞いているけど、みると感慨深げ。
浮世絵も好きなので、みれてよかった。
小ぶりのものが額に入って飾っており、大物はほとんどないかな。
晴れていたし、お花や池に当たる光が繊細でした。
思った以上にきれいだった。
行くと小悩んだけど、ここにきてよかったなと。
お城などのお庭を見るより、ずっときれい。
前回パリに来た時は、マルモッタン美術館に行きました。
その時見た、壁一面のモネの絵です。
もちろんここで書いているからあたりまえなんだけど、そのイメージと一致するというか、うまく表現できませんが。
午前中だから、こんなにも繊細な光の風景がみれたのかしら。
でも池の水連は咲いていませんでした。
ガイドさんの話によると、水連は午前中は咲いていないことが多いようです。
お庭では、従業員の方がガーデニングをしていました。
池では、船に乗った従業員がごみ取り(?)をしていました。
大切に管理されているんだなあ、と思いました。
だいたい1時間ぐらいかな、モネの家とお庭だけなので、ゆっくり見ることができました。
出口にスーベニアショップがあります。
数々のモネグッズが売ってます。
バスの中で聞いたガイドさんの話だと、出口の前にあるカフェのクイニ―アマンがおいしいとのこと。
食べたかったので、お土産は急いで選びました。
カフェにはガイドさんがいて、まだ時間はあるとの事だったので、計画通りクイニ―アマンを頼みました。
お話どおりおいしかったですよ。
ここらの地方はリンゴが名産だそうです。
形は素朴だけど、リンゴの味が濃厚でした。
これから行く方、ぜひご堪能あれ。
紅茶も頼んで12ユーロでした。
でもシュベルニーは10月以降はクローズだそうです。
来年ですね。
バスでパリにもどりましたが、フラゴナール香水博物館に行くそうです。
そして香水のお土産もいただけるとのこと。
しかし、日本に売ってない化粧品も売ってるそう。
お土産にいかがですか、ということですね。
よってみたい気もしましたが、この辺で安くておいしいムニュのあるレストランがある事を調べていたので、ツアーを抜けることに。
「飛行の時間があるので」とガイドさんに行って、ツアーを離れました。
お店が見つかるか心配だったけど、グーグルマップで行き方を調べていたので、ちょっと迷っただけで見つかりました。
ドメーヌ・ドゥ・ランティヤック(Domaine de Lintillac)というお店。
ギャラリーラファイエットに近い。
ここ http://www.lintillac-paris.com/le-restaurant/
ムニュは飲み物混みで16ユーロです。
これって、パリのきちんとした食事からしたらかなり安い!!
しかし、朝食べて,足りなくてクイニ―アマン食べたからお腹すいてませんでした。。。
でもせっかくだから食べに行く私。
きれいなビストロでした。
雰囲気は日本のしゃれたビストロという感じもしなくもない。それほど座席も多くない。
ここ、日本人に有名なレストランみたいです。日本人が4組ぐらいいたかな?
1人がけの席もあります。そこに座りました。
日本語のメニューもありますが、コースは高いものもあり、そちらには日本語。安いムニュは日本語がなかったんで、適当に頼んだら両方肉だった。
重い。。。 そしてお腹もすいてない。。。
どうやら、安いムニュは前菜・メイン・デザートなんかのくくりから2品選べるのかな?たぶん。
デサート選ばなくてよかった。。。
たぶん、日本語の書いてあるほうと同じものが書いてあったのかも。
おいしかったですよ。でもちょっと。。。
今度ここら辺にくることがあったら、またここ来よう。
今度はちゃんとお腹すかして、料理も選ぼう。
ランチをして、オルリー空港へ。
メトロでオルリーバスという、オルリー行きのバスの出ている駅に行く。
オルリー空港は前のブログに書いたとおり。
セビージャの空港に着いて、バスで移動。
セビージャ駅->バスステーションに泊まります。
バスステーションからは歩き。
セビージャで泊まる宿は、グーグルマップありません。
細い道が沢山あるらしく、グーグルマップではでなかった。
バスステーションから近いことはわかってるんだけど、細い道入ってうねうねするらしい。
こんな宿選ばなければいいんだけど、安くて私好みのトラディショナルというか、セビージャらいしタイル壁の写真だったので、選んでしまいました。
やっぱり迷う。
ぐるぐる。
明るいうちに到着したかったので夕方のフライトを選んだんだけど、だんだん暗くなって来た。
いろんな人に、ホテルの写真着きの住所を見せて、TVでスペイン語で覚えた「ドンデ エス エスト?」(このホテルはそこですか?)と聞きまくる。
あ~「TVでスペイン語やっててよかった~~~」といっても、覚えているのはこれと数種類。
意味ないような、そうでないような。。。
ある人はスマホで検索してくれたりしたが、それでも着かない。。。
細い道で小さな中国系の方のお店でお水そ購入し、聞いてみた。
「あそこだよ」と方向をさしてくれた。
その方向に行くと、あったあった。
細い道にそのホテルはありました。
そのホテルの近くに、「地球の歩き方」にでてる地元で評判のバルがあるってことで、そこをチェックしていた。
「エストレーリャ」というバル。
”地元の人に愛されてきた老舗バル。入り組んだ路地にあり迷いやすいので注意を。”とあります。
そう、普通だったらこんなとこいけないです。
でも泊まったホテルから近いで、あまり迷わないで着けました。
外にも席がありましたが、私は中に入りました。
スペインらしいバルです。
私が「地球の歩き方」を持っていると、この店のウエイターさんがページそめくって、「これ僕とカレだよ!」と。
そう、最初のほうのバル特集に彼らの写真が!
おお~、写真の人物がここに!
思わず、彼の写真とっちゃいました。もちろん、「いいですか?」と聞いてから。
スペインでは2か所食事でバルに入りましたが、バルで働いている人ってほんとうにプロフェッショナルで素晴らし動作,対応,笑顔です。
なんだかすごいな~~と思いました。
スペインは3回以上来てるのに、タパスは食べたことがないのです。
タパスも楽しみにしていた旅の目的の一つでした。
「TVでスペイン語」を見ていると、たまにバルの映像が出てきます。
旅番組とかでも見て、「おいしそだなー、食べたいな―」と思ってた。
メニューみたけどわからなくて、本に書いてあった「お勧めはなんですか?」と聞くと、たぶんマッシュルームの料理とイカの料理とのこと。
それを頼む。
あと白ワインを頼んだ。「ヴィノティント」
このタパス両方とも抜群にうまかった!
マッシュルームだと思うんだけど、すっごく大きくて実がぷりぷり。
ニンニクとオリーブオイルで炒めています。
イカも小ぶりのものが沢山。
ワインも、すごいおいしかった!
もっと飲みたかったけど、飲めないんで、残念だけどこれ一杯。
おいしいタパスとワインの大満足な夕食で9ユーロでした。安い!!
お酒が入って、いい気分でホテルに帰りました。
いつもながら、まっすぐ帰れない。
ちょっと迷った。
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