旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
世界遺産は140以上!
そんな旅行を書いていきます。

2018年1月10日 戻って来たぞ!リマッー!!!

2018-01-10 | 2018年1月 ペルー・ボリビア
Larco Muzeoにあるインカの神様をデザインした絵。
こういうインカの神様の絵はとてもデザイン的で、現代でも通用する。好きなモチーフです。

あまり考えずに焦って購入したリマINリマOUTのエアチケット。
本当はOUTするところと近い所を後で観光したほうが、間違えはない。(帰国便に乗り遅れることがない)
いろいろスケジュールを練ってみたが、リマ-ウユニークスコーリマではうまく予定が立てられなかった。
旅行中もいろいろ考えた。ラパスからリマへのフライトとか。
スマホで検索。でも、この区間はなぜか元々便数が非常に少ないみたいで、うまくいかず断念。
だから、クスコからリマへのフライトが今回一番の難関だと思ってた。
行の事があるので、よけいに心配になる。
もしこのフライトがうまくいかないようなことがあれば、プランB(代替え案)を発動しなければならない。
バスでクスコからリマに戻らざるを得ず、バスで20時間以上かかるらしかった。
バスで20時間はいまだかつて乗ったことない。きつそうである。
Curs del Solのバスなら、結構快適という旅行記もどこかでみたが。。。
リマでも博物館に行ったり、観光したりもしたいが、プランBの場合はまったくその余裕はなく、バスの中でひたすら帰国便に間に合うのを祈るばかりになってしまうのだ。
それも、クスコーリマの飛行機は安かったから選んだLcPeru。あまりにものお金のかかり具合に嫌気がさしてしまい、マチョさん信用度で2番目に低い航空会社にしてしまった。
ちなみにマチョさん意見だと、ベルビアン航空という割と大きな航空会社が最下位。
”絶対乗ってはいけない”とHPからたどれるサイトに書いたある。

朝5時ぐらいにバスはクスコのバスターミナルに到着した。
リマへの飛行機は10:45なので、時間はある。
一度アルマス広場による時間もなくはないが、もうクスコはいいかなという感じ。
クスコは2回目で、今回アルマス広場はにはトータルで長くいたし。
前にクスコに来た時は、「こんな日本から遠くてお金がかかるところに、また来ることがあるのだろうか?」と思っていたが、またこれた。その時は、今より約15歳ぐらい若かったかな。
もう若くないので、「今度こそ本当に、この先クスコにくることがあるんだろうか?ないんじゃないか。」と思いつつタクシーでクスコの空港に行ってもらった。

空港に着いたが、飛行機の時間まではまだまだある。
LcPeruのカウンターは1個だけあった。
メジャーな航空会社は数個ある。ベルビアン航空もいくつもある。
カウンターに行ったが、10:45からのフライトはまだとの事だった。
気が小さいので、その場で待つ。
ここはケチらないで、高いけどメジャーな航空会社を選んだほうがよかったかな、とかこの場になってもいろいろ考えてしまう。
カウンターが開いて、荷物を預けて2Fの搭乗口に。
ほっと一安心。ゲート前にフードコートがあったので、朝食を食べた。
だいたい時間通りに飛行機に乗り込むも、飛び立つまでは不安でいっぱい。
なかなか飛び立ちません。
時間になってもまだ飛び立ちません。
今は晴れてるけど、山の天気はすぐ変わるから、ガスが出てフライトが中止になったりしないかと。
リマは空港がそんなに簡単くクローズすることはないから、クスコが問題。
いきのトラウマがーーー。もう、席で手を合わせて祈ってました。「飛んでください。飛んでください。」と。
遅れは出たものの、飛び立ち、無事にリマの空港に降り立ちました。
もうこの旅の最後の難関突破で、一安心。

空港に降り立ち、どうやって今夜の宿に行こうかと。
安く済ませたいところだが、空港のカウンターで一般タクシーを頼んだ。
ちなみに、空港と各宿への循環シャトルバスがあるようだ、
私の宿はミラ・フローレンス地区で、そのシャトルバスの地図にあった。
たぶんバスが宿まで行くというのではなく、ミラ・フローレンスのどこかに止まるのだろう。
ただし、出発まで30分以上あったので、タクシーにした。
ミラフローレンス地区まで18$。ちと高い。しかし、無事最後の地、リマに着いたので、いいか。

この日のい宿は、The Lighthouse Bed and BreakfastというB&Bです。27$でした。
リマは治安が悪く、ミラフローレンスが比較的治安がいいとの事で、この地区で探しました。
シャワー&トイレも付いてます。
小さな中庭があって、朝食はそこでいただきます。
お掃除をする人も雇っているようでした。
きれいで、スタッフもいい人で、いい宿でした。その上、値段も安い!!
ただし、タクシーで最初着いた時、普通の住宅街の中の普通の御宅の前だったので「違うんじゃないの?本当にここ?」という感じでした。
看板とかは一切ない。
タクシーが間違えたのかと思って、ベルを押して中の人が出るまで待っててもらった。
ベルも恐る恐る押しました。
ここらへんには、何件かこういう普通の御宅をB&Bにしている宿があるようです。

着いたのが15時ぐらいだったのかな?
半端な時間。
この日は、博物館を巡ろうと思って宿をでた。
国立考古学人類学歴史学博物館というなんだか長くていろんなものが並べられた博物館とラファエル・ラルコ・エレーラ博物館。
国立は17時までだが、ラルコはなんと22時までオープンしてるらしい。
そして、歩いて行けるぐらいの距離にあるらしいのだ。
私はインカの土器にとっても興味があって、ぜひ見たいと思ってた。
南米旅行前に、国立博物館(日本です)で開催されているインカ展も見に行きました。
タクシーを拾って、国立博物館に。
ここはインカ文明というくくりだけでなく、ペルーのいろんな歴史を展示していました。
そういやあ、前にペルーに来た時にも来てた。
インカの土器を見て、感激して、フェイク土器を買ってました。
その土器は今でもあります。

ラルコ博物館は、国立から伸びている青い線をたどっていけば着くそうです。
と、地球の歩き方にあったものの、どこに線があるのやら。
出口にいたダンディなおじさんに聞くと、「この線をたどっていけば着くよ。」と下を指さした。
ちょっと汚れて判別できるようなできないような青い線が引かれていました。
この線をたどってく。
国立の横にはなぜかハリウッドのスターの殿堂のよう道があり、星型のプレートが埋め込まれていた。
これって、もしかしたらペルーのスターの殿堂なのかしら?
ペルーのスターの名前のプレートが埋め込まれてるのかな?
ここにも青い線がありました。
青い線は、途中で工事があって消えてたり、見えなくなってたりした。
そのつど「ドンデ エスタ エスト?」と地球の歩き方のラルコ博物館の写真を見せて聞く。
ずっと住宅地みたいな所を、青い線をたどって歩く。



周りは住宅街。商店とかはあまり見かけなかった。
本当にこんなところにあるのかいな、と不安になりながら歩く。
それに結構歩いた。
突然、白い大きな高い壁に当たった。
でも看板もなにもなく、まったく博物館らしくない。
いかめしい男性が門の前に立っている。
"Larco Muzeo"とは書いてあったかな?
「ホントにここ?」と門の前で地球の歩き方を見てると、いかめしい男性は門を開けてくれた。
どうやらここらしい。
博物館ではなく、白亜の豪邸か高級ホテルのような外観。
入ると、通路があって、プーゲンビリアの赤い花が白い壁にたれていました。
そのほかのお花も咲いていて、とてもきれいでした。


私設の博物館と思っていたので、こじんまりした展示物も少ない博物館を想像してた。
ところがどっこい、ものすんごいゴージャスでかっこよくて、モダンで、展示物も多くて、素晴らしいものばかりで、日本語の説明もあって、すんばらしーいーーーーーー博物館だった。
ただし、入場料は高い。30Sol。日本円で1000円以上。国立博物館が10Solだから、その3倍。
でも、はっきり言って、国立とラルコ,時間がなくてどちらか1つしか行けないとしたら、私は断然ラルコをおすすめします!
インカ文明に興味があるならなおさら。
展示物には各国の言語の説明があって、日本語がある。
普通は、英語とスペイン語だと思う。
アジアの言語では日本語だけ。旅行者が多いだろう、韓国語や中国語はなかった。
なんで日本語があるのか、不思議に思うぐらい不思議。
インカに興味がある私にとっては、ヒジョーに興味深く、うれしかった。
展示物は写真撮り放題だし、空いてるし、キラキラした黄金製品もたくさん展示されています。
色んな時代のプレインカ文明のインカ土器もたくさん展示してあります。
ピカピカのショーケースに、モダンな展示と照明。
そして、展示室に展示しきれない倉庫にある土器を、倉庫ごと公開しています。
その倉庫の棚にぎゅうぎゅうに詰められている土器は同じ種類ごとに並べらており、顔の土器がずらっと並んでたりします。
その様子は圧巻です!!

別館(?)には男女が交わる様子を描いた土器がずらら~~~っと。
すごいです!
インカって、何でも土器に描いてしまいます。
男女の交わりもその一つ。
最初に見た時はびっくりした。
その他、首が切られた人を描いた土器や、死人を描いた土器やら。
なんでもありですごいのです。

ともかく、ともかく、インカ文明に興味がある人、"Larco Muzeo"はお勧めです!!!
夜10時までオープンしているらしいので、夜にタクシーで来てもいい。
帰りのタクシーは、頼むと呼んでくれます。
私も呼んでもらった。
というか、暗くなったらタクシーで帰らないと、やばいです。

宿に戻って、この日は地球の歩き方に載っている”Costazul Seafood"へ。
ここらへんはまったくの住宅街で、どこか食べるとこりがないかと地球の歩き方を見たら、この店だけが宿の近くにあった。
せっかくのリマ、ちょうどシーフードを食べたいと思ってたのだ。
宿から歩いて10分以内で着くかな?迷わなければ。
私は迷いました。いつものように。

この店も住宅街の中に一見ポツンとある店で(リマはなぜか、こんなんばっかだけど)、入ったらだれもお客さんがいなかった。
後から1組増えた。
どうやら外国人、特に韓国人に知られたお店らしいです。
壁とかに旅行者からと思われる落書きがたくさんあった。
ペルー名物のシーフード、セビチェを頼む。結構なボリューム。
さっぱりしてて、美味しかった。
せっかくだからもう一品頼もうと思い、シーフードライスを頼んだがボリュームがありすぎてムリと言われ、代わりにタコのマリネみたいなものを進めてくれたので、それを頂く。
パンも付いて、その上にタコをのせて食べます。
これも美味しかった。
お腹いっぱいで、タコは全部食べたけど、パンは半分も食べれなかった。
この日の夕食は、ちょっと高くて日本円で3000円ぐらいだった。
この旅の中で、一番の高い食事でした。
旅の最後に乾杯ディナーでしょうか。

帰りは暗くなってたけど、ミラフローレンス地区はまあまあ女性一人でも大丈夫だった。
さすが高級住宅街、ライトがあるので明るいです。
特に危険な感じはしなかったな。
でも、運が良かっただけなのかもしれないので、女性一人はやめたほうがいいです。
ちなみに帰りも暗い中で迷った。
といってもうろうろしてたら警官のような人に声かけられて、教えてもらいました。
大丈夫でした。

明日は2週間以上の旅の最終日です。
The Lighthouse Bed and Breakfastは、9泊した宿の中で最後の宿。(3泊は夜行バスです)
卒業旅行で3週間ぐらいの旅行をしたことがあるけど、それはとーいとーい昔。
社会人になって長いけど、せいぜい10日間で、こんな長く旅行したことはなかった。
しかし、全く長さを感じない旅行だった。
本当に日本をでてから2週間たったんだろうか、という感じです。
もっと長く旅行しても全然はいき。
でも、やっぱり日本に,自宅に戻りたい気持ちもします。

宿に戻って、シャワーを浴びて、荷物まとめて、就寝。

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