旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
いままで行った国は41、都市は160以上。
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そんな旅行を書いていきます。

2021年11月5日 黒島

2021-11-05 | 国内旅行


この日はほぼ1日黒島観光です。
黒島に行くには相浦港から出るフェリーに乗って約50分。
しかし、このフェリーは1日に数本しかなくて、冬だと2本ぐらしか出ないみたい。
時間的にこれしかない。
 行き 10:00-10:50 相浦港ー黒島港
 帰り 15:30-16:00 黒島港ー相浦港
夏だともっとあるのかもしれません。
黒島天主堂を見るだけなのに、約4時間半の滞在になってしまいます。黒島は他にみるとこなさそうなので、ちょっとまのびする気がします。
でもこれしかないので、これで往復しなければなりません。

「セントラル佐世保ホテル」は、特別料金で3900円で安かった。朝食が美味しいと評判で、朝時間もあったので朝食付きの料金にしました。朝食は+1000円です。
バイキング形式です。まあまあ種類があって美味しかった。
今はコロナの世の中、ビニール手袋を両手にして、マスクをして食べるものを取ります。今回3回ホテルで朝食を食べましたが、全てバイキングで、マスク&ビニール手袋で食べ物をとりました。感染拡大対策で、仕方ないですね。
私はバイキングというと、いろいろ食べないと気がすまないしもったいないと思ってしまうので、い~~~~っぱいとって食べました。こういうことするから、あれだけ歩いているのに旅行で太るのです。今回も太って帰ってきました。
ホテルは9時ぐらいに出て、佐世保駅のコインロッカーに荷物を入れた。
佐世保駅から出ている松浦鉄道という1両しかないかわいいローカル電車で、30分ぐらいで相浦駅に着きます。そこから歩いて5分ぐらいで港に着く。
チケット売り場で往復のチケットを購入。1260円。
五島列島行きをやめたのは、長崎から島までの高速フェリーの代金があまりにも高かったからというのもある。片道5000円以上したと思った。せいぜい1泊か2泊しかできなくてこの値段じゃ割に合わないという事もあってあきらめた。
だから黒島のフェリー代はすごく安く感じた。
黒島に上陸。観光客も6人ぐらいいた。
上陸したところにお土産屋さんをかねたサービスセンターがあって、そこで自転車を借りました。何時間借りようかまよったけど、お店の人に聞くとそんなに時間かからないから2時間ぐらいでいいのでは、後は延長すればよいとの事なので、2時間の料金600円を払って電動自転車を借りました。島の地図ももらえます。地図見たけど、ほんとに何もなさそうだった。
レンタル自転車ですが、台数が決まっているので、休日や夏なんかは予約しないと借れないそうですよ。私は予約しなかったけど、平日なんで借りる事ができました。
まずは目的地の黒島天主堂に向かいます。港から自転車で10分かからない距離。
黒島天主堂も事前にネットで予約しておきました。予約していないと本来は中には入れません。しかし、出津教会では確かに係に人は教会の前にいたみたいだけど、入るのに何のチェックもなかった。てっきり受付があって、チェックされるのかと思ってた。
黒島天主堂は教会の前に立っている人がいて、「予約していますか」と聞かれて、している事と名前を告げると、なんかメモしてました。しかし、教会を出た時にはもうその人はおらず。教会の中には関係者はおらず。
第一ネットから予約する時間も30分ぐらいで区切られてるけど、観光のために訪れるのフェリーはほとんどこの1本で、フェリーを降りた時間しかないんじゃないかと思うのですが。
う~ん。。。予約してなくても入れる感じはします。でも、村民の都合もあるし、大勢の人に押しかけてほしくなくて、調節しているのかと思います。村民に迷惑をかけるようなことがあってはいけません!
黒島天主堂は外部は赤い煉瓦で、新しい感じがします。修復をしたのでしょうか。
中に入ると、リブ・ヴォールトの屋根の美しい天井が広がります。
リブ・ヴォールトですが、コンクリートや石で作られていません。天井全てが木で作られているのです。リブもリブに挟まれている板も。それも美しい木目が出ている。木でできたリブ・ヴォールトの天井!
いろんな国で教会を見ていますが、木でできた天井の教会もありましたが、木目が奇麗に出ている木でつくられたこういう天井の教会は見たことない。
ぼーと天井を見上げて、美しい木目とリブ・ヴォールトの弧の交わりを見る。
入った時は観光客が何人もいましたが、出た時は私一人でした。
サイクリングをしましたが、黒島は本当に素朴な島で、観光客にまったく媚びた所がなく、カワイイカフェやお土産屋さんとか、そういうものは一切ありません。海の景色を堪能しながら海岸線を回るだけ。だから時間も余ってしまい、島一周して、黒島天主堂にも再度訪れました。
小さい島なので、すぐ回れてしまいます。
そして、人があまりおらす、木や草が生えてうっそうとした道もあるので、ちょっと怖い。。。
ちょっと雲ってたけど、まあまあの天気でよかった。雲てったり、雨だったしたら本当に怖い。そして、同じ便で着いたカップルに出会って「この先でヘビがいたから気を付けて」と言われました。こっこわい。。でもヘビはどっかに行ってしまったらしく、遭遇しなかった。よかった。
食事をするところもあまりなく、もらった地図ではレストランは数件あるようにかいてあるけど、季節外れのためなのか、コロナの影響なのか、空いている店は1軒しかありませんでした。せっかく時間あまあるし、島なので、海の幸でもいただきたいなと思っていましたが、食べたのは1軒だけあったカフェでチャーハンをいただく。650円。美味しかったけど、ちょっと残念である。しかし、ここが開いてなかったら、お昼食べる事ができなかった。個人旅行はエネルギーいるし、お腹すくので、この店が開いていて本当に良かった。
結局、ちょっとおまけで1時間オーバーで自転車を返しました。
時間があまって、しばらくサービスセンターで帰りの船を待ちました。

佐世保に戻り、武雄温泉に移動。30分ぐらいで着きます。
なぜ武雄温泉に宿泊することにしたかというと、せっかくなんで温泉に行きたかったという事と、武雄市にはTUTAYAが運営している素晴らしい図書館があるということをみたから。
宿は京都家という、京都ではないけどそういう名前の宿。安かったのだ。素泊まりで6500円。
私でも温泉に泊まれます。
武雄温泉駅で降ります。この駅は佐世保から乗ってきた他の駅に比べると大きな駅でした。
京都家は武雄温泉駅から8分ぐらいの場所にあります。駅からの道は大きな車の走ってる道ですが、一つ横道に入ると温泉街があります。数件の宿が連なってる。
この宿、とてもいい宿でした。ロビーにはオルゴールの部屋があり、大正ロマンを意識した装飾になっています。湯上り珈琲のサービスもあります。宿の人も親切です。写真に写っているオルゴールは、レコードもかけられるし、レコードの代わりに点々と穴の開いた紙を置くと、オルゴールにもなるという優れモノでした。ほかにもたくさんの昔のオルゴールがありました。コロナでなければ、触って聞くこともできるみたい。この時は、従業員の方が音を鳴らせていました。
偶然にもチェックインの時、ロビーで目にしたのが武雄市のイルミネーションのパンフレット。見るとイルミネーションのイベントを11月7日まで開催していて、チームラボのアトラクションもある!
ちっ、チームラボ!私チームラボさん大好きで、はっきりいてファンです。最近は、プロジェクションマッピングの需要が多いらしく、いろんな所でチームラボの作品をみます。夏に「Luxe」というアイスショーを見ましたが、チームラボさんのプロジェクションマッピングが白いリンクに投影する動画が本当に素晴らしく、感動しました。
レセプションの人に聞くと、歩いて25分ぐらいの御船山というところで夜10時までやっているとの事。こりゃいいかねば。でもその前に食事しないと、おなかもたないし店も閉まってしまう。

宿の近くに福太郎という和食家さんがあって2200円の福太郎定食があると書いてあったので入ってみる。料理人と女性(奥さん?)お二人で切り盛りしている、カウンターメインの小料理屋さんです。福太郎定食をお願いしました。サラダ、小鉢、お刺身、煮物、焼き物、ごはん、香の物、ソーメンがでる、ミニ懐石のお料理で、とってもお得で美味しい料理でした。写真の他にサラダと小鉢が付きます。食べてから気づいたので、写真ないです。旅をして、こういう美味しい食事をいただけると、うれしくなります。








そのあと、宿の貸自転車を借りて御船山に。貸自転車は無料ですが、2台しかないようです。使っていないので、借りれました。電動自転車です。
しかし、方向が悪かったのか、寂しい暗い道に入ってしまい、ちょっと焦る。遠回りしてしまったようで、自転車なのに時間がかかって到着。
1200円の入場料を払って中に入ります。この日は金曜で、かなりの人がいました。
プロジェクションマッピングは素晴らしかった。木などの自然をプロジェクションマッピングの媒体として用意ています。
そういえば、前にチームラボのプロジェクションマッピングの記事を見て、行きたいけど遠いから見に行けないな、と思ったあれがこれです。すごい偶然!ラッキーでした。ここで入らなかったことを知ったら、後悔する。
いやー、偶然、ここで出会えるとは!感謝感激でした。
木で埋め尽くされた広大な場所が時間と共に色が変わったり、大きな石が花柄に染め上げられ次々と色が動いていたり、真ん中に立つと不思議な光と音が発生したり、廃屋での次々と色と模様が変わるいくつもの角柱があったり、落書きの絵が光で落とされる光の部屋があたっり、そりゃあそりゃあ、さすがチームラボさん!といったもようしでした。
この偶然に感謝です。
しかし、ここで心残り。どんな作品があるのか知らなかったし、時間もなく、全部見切れてません。たぶん、最大の見どころを見逃したようです。それに、真っ暗な面白そうなカフェもあって、入ってみたかった。
宿の人に聞いたら、このもようしは毎年開催されるそうです。絶対に来年来ようと思っています。と、チェックアウトの時に、また来年京都家に来ますと、宿の人にも話した。
宿に戻り、温泉に入ります。きもちよか~
武雄温泉、硫黄とかの匂いは全然しなくて、無職無臭透明のお湯です。しかし、お肌つるつるになる、いいお湯でした。
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