『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)掲載 1992~93年 4コマ4~1ページを40回連載
三拾正洋は30代の独身サラリーマン。都心から離れた実家から会社に通っている。
会社では若手社員との世代的ギャップを感じ、「自分はもう若くはない」と痛感する日々。
また、家族からは「早く結婚しろ」というプレッシャーを受け続け、そんなこんなんのモヤモヤといったようようなことを必要以上に考えながら日々をおくっている。
会社ではやはり独身仲間の前田、朝子、後輩の河瀬くんなどがレギュラー。
家では大工である父親(A・猪木そっくり)や弟に真也などがいる。また、途中からはテコ入れのためかケンコウくんやオクスリくん、ウスイくん、カルイくんなどが加入しているが、不発のため1回か2回しか出なかったキャラも多く、テコ入れというのはだいたい成功しないものだということを証明している…(NHKの『清盛』がどんなテコ入れをするか楽しみである)。
作者初の週刊連載である(まるっきり毎週ではなかったかもしんない)。この作品は当ブログのどれにもないスタイルのマンガであり、担当編集者なしでは成立しなかったとおもわれ、まったく自由にやらせてもらったフースケくんの『コミカル…』あたりとは真逆の形態といえる。
いま読んでも面白いとはおもうのだが、4ページで始まったはずなのに途中、1ページになってしまったり、また3ページになったり、ページの変動が大きかった。
それでも『サンジューくん』は次の『わし流プロレス絵ンマ帳』につながった、作者にとって重要な作品なのである。
また、サンジューくんの父親のセリフとして一部、作者自身の今は亡き父が言った言葉をそのまんま使っているところがいくつか(テレビ時代劇がど~だ、こ~だとか、そんなようなところですが)あって、今回久しぶりに読んでしんみりしてしまった次第である。
なお最終回で主人公が「10年後、『ヨンジューくん』でお会いしましょう」と言っているが、その約束は果たされていない…。
三拾正洋は30代の独身サラリーマン。都心から離れた実家から会社に通っている。
会社では若手社員との世代的ギャップを感じ、「自分はもう若くはない」と痛感する日々。
また、家族からは「早く結婚しろ」というプレッシャーを受け続け、そんなこんなんのモヤモヤといったようようなことを必要以上に考えながら日々をおくっている。
会社ではやはり独身仲間の前田、朝子、後輩の河瀬くんなどがレギュラー。
家では大工である父親(A・猪木そっくり)や弟に真也などがいる。また、途中からはテコ入れのためかケンコウくんやオクスリくん、ウスイくん、カルイくんなどが加入しているが、不発のため1回か2回しか出なかったキャラも多く、テコ入れというのはだいたい成功しないものだということを証明している…(NHKの『清盛』がどんなテコ入れをするか楽しみである)。
作者初の週刊連載である(まるっきり毎週ではなかったかもしんない)。この作品は当ブログのどれにもないスタイルのマンガであり、担当編集者なしでは成立しなかったとおもわれ、まったく自由にやらせてもらったフースケくんの『コミカル…』あたりとは真逆の形態といえる。
いま読んでも面白いとはおもうのだが、4ページで始まったはずなのに途中、1ページになってしまったり、また3ページになったり、ページの変動が大きかった。
それでも『サンジューくん』は次の『わし流プロレス絵ンマ帳』につながった、作者にとって重要な作品なのである。
また、サンジューくんの父親のセリフとして一部、作者自身の今は亡き父が言った言葉をそのまんま使っているところがいくつか(テレビ時代劇がど~だ、こ~だとか、そんなようなところですが)あって、今回久しぶりに読んでしんみりしてしまった次第である。
なお最終回で主人公が「10年後、『ヨンジューくん』でお会いしましょう」と言っているが、その約束は果たされていない…。