ブログぼおりゅう♥りき 傍流にも力あり

漫画家ぼおりゅう?りきのマンガやイラスト、ミニ旅日記など

作者、“学園暴力ギャグ漫画時代”のフィナーレ? うろおぼえマイマンガ『大日本中学すもう部アライ先生』

2012-06-25 12:54:08 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『少年ガンガン』(エニックス)創刊号掲載 たぶん1991年作品 全24ページ

 1990年代初頭。地球から遠く離れたA78星雲アライ星に、受信料を払わずにNHK衛星放送で大相撲をテレビ観戦しているオヤジがいた! この人こそ、常に4メートル以上股を広げているタワシ頭の、アライである。
「相撲界も若貴をはじめ、若いもんが活躍して、将来が楽しみだでぇ」と宇宙ステーション内でごきげんで四股を踏むアライ。「ところがそうでもないのよ、お父さん」なんとこんなアライにも奥さんがいたのである。奥さんはビジョンのスイッチを入れ、「このグラフのように日本人の子供の体力は年々落ちているんです。しかも出生率も落ちる一方。当然、相撲界にも有力な人材が少なくなるわね」まるで現在の、外国人ばかりになって見る気がしなくなった状態を予言したかのようなセリフである。
「あんだってえ! 大好きな相撲がそんな危機だとは…オレがなんとかしなくっちゃよォ! よ~しオレが地球に行ってダラけた日本のガキを鍛え直してやんべぇよお!」アライ、遠く離れた宇宙生まれのはずなのになぜか言葉は東京の三多摩地区のものと酷似している。
「そんな…お仕事はどうするんですか?」「そんなもんは一年間、休職だよォ!」ドーン、ドーン、と4メートル以上股を広げて出かけるアライ。なお、アライが地元でどんな職業についていたのかは20年以上が経過した現在でも一切、不明である。

 東京・大日本中学。この日は入学式であった。ゲイである新入生美少年・ひろみは担任として校長に紹介された美青年教師・皿田(サラダ)に「あの人になら“処女”を捧げてもいいわ!」と一目惚れ。
 が、そのとき、校庭上空に謎の飛行物体が爆音をあげて現れた。これが…空中に逆さまになり、4メートル以上のガニマタを高速回転し、“人間ヘリコプター”(『おじさん組』のポン太によるタマコプターと酷似)となったアライであった!(ここで作者は本作品読書のBGMとしてワーグナーの『ワルキューレの騎行』をかけることを推奨している)アライは着陸時に美青年教師・皿田に激突し重傷を負わせ、変わり果てた姿にしたが「わりィわりィ」とかる~く謝っただけであった。

「おらぁ、日本のガキを鍛え直して強い相撲取りを育てるために来たアライ星人だでえ」と宇宙服を脱ぎ捨て、マワシ姿になって自己紹介。「それでは皿田先生の代わりに1年1組の担任になって下さい」と宇宙人アライの圧倒的強さを見たため、へこへこする校長。「ひろみの受け持ちがこんな宇宙オヤジなんて!」「人類のためだ、こらえてくれ」
 1年1組の生徒は全員、強制的にすもう部に入部。こうして“大日本中学アライ先生”は誕生した! …と、ここまではプロローグに過ぎない。このあともまた、あまりにも意外なサブキャラクターが登場したり、“切ないラブストーリー”があったりするのである!


 エピソード1 この作品、当初は別の設定だったのだが、“大人の事情”でアライは宇宙人に変更sされたのである。
 2 校長先生として“校長先生”が出演している。 
 3 途中の欄外に「ぼうりゅう先生に励ましのおたよりを出そう」とあるが、当時の少年少女から作者にそんなものは一切、来ることはなかった…(ぼうりゅうじゃなくて、ぼおりゅうなのだが)
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ウメをも~ぐ

2012-06-25 10:37:22 | 畑えもん通信/野菜と果実・花・たまに動物
 今年もウメの実をもぎました。梅酒とか梅ジャムにする予定。
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SL銀河ドリーム号撮り鉄に失敗す…『てつたび~いんぐ』釜石線 宮守~柏木平間

2012-06-24 10:35:57 | 旅、鉄道、山のぼり!
 『大人の休日倶楽部パス』(ミドルに入れたんでございます)を利用してSL銀河ドリーム号の撮り鉄(ビデオ)に出かけました。混んでいるだろうけどやはり『銀河鉄道の夜』のモチーフになったともいわれる有名撮影地の“めがね橋”へ。定番のアングルだとこの日は逆向きになってしまうので真横から狙うことにしました。SL列車はその日、1本のみ。来るまで時間があるので『駅からハイキング』も歩いておくことに。

 が、な、なんと、現地に着く直前になってビデオがまさかの故障! 安物だったからな~。しかも一眼カメラは「重い」という理由で持ってきていませんでした。
 あと頼りになるのはケータイのみ。ズームができないので、タテ構図にして今回の写真のように試しに普通列車を撮ってみました。むかしコンパクトデジでよくやったように、タイムラグを考えて早めにシャッター。写りを確認すると、特によくははないけどまあまあ。

 よし、あとは本番、一発勝負だ! …が、あまりの緊張からか、タイミングがズレて、全然ダメ! 頭の中は真っ白です。今思えば連写にすればよかったのですが、そんなの普段、使っていなかったので全然、思いつかなかったのでした。
 それと失敗してもすぐに駅にダッシュすれば宮守駅の発車シーンが撮れたはずなのですが、これもボー然としていたので気がつかなかったのでした。

 ひとつ突発的なことがおきるとみんなダメになるという、悪い例でございます.。三脚まで持って行ってたのにな…。 
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トマトいっぱ~い

2012-06-24 10:07:40 | 畑えもん通信/野菜と果実・花・たまに動物
 トマトは今のところ順調です。
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準エロ3部作第3弾は ある中年教師の“仮面の告白”…うろおぼえマイマンガ『快感放浪記・イメクラ編』

2012-06-23 16:32:35 | うろおぼえマイマンガ
 月刊『週漫スペシャル』(芳文社)掲載 2000年前後作品 全14頁

 45歳で生活指導担当の独身高校教師である黒木は「今月の目標・日々をクソ真面目に生きよう」と黒板にデカデカと書くほどの堅物であった。部活では女子バレーボールの部長。ここでも甘ったれた女子高生の根性を日々、叩きのめしている。もちろん生徒からはおもいっきりの嫌われ者だ。が、彼は思う。「それでよい。私のような者がいなければ学校は成り立たないのだ」

 が、彼には“裏の顔”があった。月に一度、地元ではマズいので往復5時間かけて歌舞伎町に出かけて行き、金で女の子をナンパしてHビデオ自画撮りしていたのだ。そのコレクション、実に70本!「だって毎日ピチピチの女子高生を見てりゃムラムラするのは当たり前。教え子に手を出すよりはずっとマシでしょうが!」と彼はひとりごちる。
 彼には“わいせつ事件で処分された教師”の新聞記事をファイルするというコレクションもあった。“人のふり見てわがふり直せ”…、それならばよかった。だが彼の場合、次第に同業である彼らわいせつ教師に「負けたくない」という気持ちがマグマのようにふつふつとたぎってきてしまったのである!「金にまかせて女の子を買っているなんていわばわいせつのド素人だ。私はこのファイルに集めた事件を捕まることなくすべて再現してみせる。表の顔は厳格な生活指導担当教師、しかし裏ではわいせつ王。その矛盾も私なら可能なのだ!」このとき、彼はすでに“壊れて”いたのであろう。

 翌月から月一度の買春を止め、“わいせつ実行”をはじめた黒木。あんなことも、こんなことも、また、こ~んなヘンなことまでも! 彼は自宅でパンツ一丁に段ボールで自作したベルトを締めて叫ぶ。「私はわいせつ教師統一ヘビー級チャンピオンだ!」
 しかし…彼は心の底にむなしさを感じていた。これは何なのだろう…「はっ、そうか、ファイルした事件の彼らと違って私の“作品”は○○○○○○○なのだ。となれば…」

 …数時間後、黒木は“警察署”にいた。が、彼を取り調べする“婦警さん”は、このあと6ページにわたっていろんなことをするほどとんでもないスキモノだったのである! いったいなぜ? カンのいい読者であるならばだいたい察しがつくであろう。だがラストにはさらにもうひとひねりしてあるのである…。

 なおこのシリーズはフィクションであり、実在の人物・団体名その他とは一切関係ありません。
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