山の麓の茶の湯つれづれ

山形県金山町の茶道教室です

春を待ちわびるお菓子

2021-03-27 13:31:02 | 茶道

全国ニュースでは、桜の開花やお花見の映像が流れる時期になりました。

私が暮らす山の麓は、いまだ残雪も多くひんやりした空気に包まれています。

 

今回のお稽古のお菓子は、一足先に春を感じさせてくれるものを選びました。

 

まず、銀座あけぼのの桜もなか。

春限定の、かわいらしい最中です。

中に求肥が入っており、桜の風味がふんわり香ります。

松江の三英堂の菜種の里。

松平不昧公の御好みの菓子とのこと。あたたかみのある明るい黄色が目を引きます。

京都の長久堂の雲錦。

梅と柚子の味わいの、麩焼きせんべいです。

外はまだまだ寒いですが、花のように美しいお菓子が稽古場に春を連れてきてくれました

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