~ゆるゆると自分に甘い生活~

ざっくり生きててあわわな毎日。でも残りの人生シッカリ楽しむ。

月形樺戸博物館。

2013-10-09 19:06:07 | 北海道あちらこちらの記録
2度目。




「集治監」つまり監獄。
札幌から車で1時間半くらい走った月形町に「月形樺戸集治監」が存在していた。
明治14年から大正8年まで。

重罪に値する囚人たちばかりが収監され、
まだ未開の地だった北海道の開拓を担っていた。

足に鎖や錘をつけ、丸太を運び土をかぶせ整地をし、まっすぐに伸びる道路をひたすらに作っていた。
過酷な労働と寒さに耐えられず脱獄する囚人も、病気になる囚人も多数。


足に錘をつけた囚人の出入りで磨り減ってしまったと言われる石段。
でもホントは、長い歳月で普通に磨り減っただけだとか。

ロシアが南下し北海道から日本に侵入する事を阻止すべく、
蝦夷地の開拓をすすめた明治政府。

この開拓によって北海道に入植者が増え発展に繋がった。

まさに囚人の労働によって北海道ができた、てな事を学べるのがこの博物館。


コメント
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