弥生パンダの独り言

今日も元気に

動物の介護について3

2012-01-29 | 日記
介護中で危篤に陥ったときの心理状態は
きっと助かると信じつつ、もうこれまでかもしれない。。

もうこれまでかもしれない。これは理論的に脳の隅で冷静に判断していることです。しかし、感情がそれを認めません。

今まで慈しんで、わが子のように、イヤ自分の分身のかけがえのない大切な子が苦しんでいる、その姿を見ている自分はその苦しさを解消してあげられないもどかしさから、これ以上苦しまずに、もう頑張らなくっていいよ!楽になって!と思う反面、永遠の別れは絶対にイヤという相反する感情が。

チャー君が数々のミラクルを起こしたのは、もちろんチャー君の生に対する身体能力の強さが殆どですが、弥生パンダもこの相反する感情に負けず、絶対にチャー君を助ける!イヤ助かる!この世で助けるのは私しかいない!と超強気で介護をしていました。
猫神様には、「まだそちらには行かせませんからね」と怒りを込めて挑戦状をたたきつけていたような!

私しか助ける人がいないということで思考能力、判断能力を研ぎ澄まし、私の直感を信じて対処していました。つまり第三者の言うことを鵜呑みにせず、今治療を必要としている子に一番最良で最高の効果のある方法。
第三者の治療方針は、参考意見として聞き、必要であればそれを取り入れる、不要と思えば却下する。
ここで言う第三者とは獣医さんのことで、獣医さんの治療に否定的になっている、又は拒否する弥生パンダに苦情を言われたことも多々ありました。

その結果、全てチャー君にとって最高で最良の治療をしたことになりました。

関東に限らず、日本は現在大きな地震が多発する時期のようです。地震では身体に影響を及ぼす電磁波が多く発生しています。身体能力が鈍感な人間でさえその影響は多大なものです。ましてや身体能力が敏感な動物にとってはその影響は計り知れないものと。
以上の原因から今、体調が悪くなっている、いつもと様子が違ってきている動物はとても多くなっているものと思います。
それで、体調が悪いからとすぐに病院へ駆け込むの前に一度冷静になってください。
食事の内容は、産業廃棄物を使用したものを食べさせていないか!?です!

今一緒に暮している子を守るのはあなたしかいません!獣医さんではないことを肝に銘じてください。

*****************************
新しいブログのタイトル=弥生パンダの「パンダ」について

パンダはとってもかわいい動物で、ユックリした動きを見ているだけで癒されます。それでパンダ?ということではありません。
チャー君の介護中に健康と美容にとてもよろしくない生活が続いたため、シミシワがお顔にてんこ盛り状態で・・・しかも長期の睡眠不足で、目の下には慢性的にクマができていうという
このクマを可愛く表現できないか!?と乙女心満載で考えた結果、パンダに決定した次第です。

動物の介護について2

2012-01-27 | 日記
人間の介護と比較したら動物の介護は簡単なもの

確かにそうです。
人間と比較したら、介護される体重が断然軽いので物理的にとても楽です。
人間の場合は介護される人の意思に沿うように介護者は動き、その意思に沿わない場合は不満をぶつけられ関係が悪くなってゆきますので、大人同士の人間関係からくる精神的な疲労があります。

動物の場合、意思は殆ど示しませんので、こちらが先に先に心配りをするしかありません。つまり、人間の赤ちゃんと接しているようなものでしょうか?

2つの介護の大きな違いは、人間の場合、先に生まれたものが先に死ぬというライフサイクルの順縁であって、長い間育ててもらった感謝をこめてお見送りの準備をする時間とも言えます。
※実際はこんな言葉では言い表せない大変な現実があるのですが・・・

動物の場合は、子供の死と似ているように思います。
子供は親の未来への希望であり、自分の人生と共に歩み、自分の人生の一部でもあります。慈しみの対象であり、時には励まされ、時にはパワーの原動力となり一緒に過ごした思い出時間の集大成であり自分の分身でもあるのです。
その大事な大事なかけがえのない子供がいなくなる!
親にとっては身を引き裂かれるという表現がピッタリでしょう。
それを経験するのが動物の介護です。

この感情は介護をしている時に常に意識させられます。
介護に入ったときから永遠の別れのカウントダウンが始まっているのです。

弥生パンダも、チャー君の介護中はこの気持ちのどツボにはまり、ウツ状態が何度きたことか。
身体の疲労感もあり精神的に不安定になり、イライラが募り人と接するのが億劫になったり、短気になったり、急に泣いたり。。情緒不安定な時期でしたが、これを乗り越えられたのも召使いさん、チャー君のお陰です。

そこで現在、介護をされている方に

*介護はなるべく一人では行わない。
→これは夜、睡眠時間の確保ができます。チャー君の場合はママと召使さんの2人でしたので、交代で睡眠時間をとっていました。
→精神的には、現在の精神的にくる疲労感を共有していますのでお互いに辛さを話すことができる。
 
*精神的にきつくなったら、1~2時間家から出て自分だけの時間を作る。又は1週間に1度くらい、定期的にどこか楽しく感じる場所へ通う。
→これは介護をするためエネルギーの大事な大事なチャージの時間です。弥生パンダの場合、近くのコーヒーショップ、又はウォーキングをかねて散歩でした。

*寝る前に5分でもいいのでストレッチをする。
→疲れと睡眠不足で身体中が緊張していますので、手足を伸ばすだけでも眠りが違ってきます。病気の予防にもなります。

*半身浴を10分する。
→身体を暖めるので循環が良くなり、身体の緊張を取り去り、肉体的に精神的に効果大です。病気の予防にもなります。

*物忘れが多くなる。
→小さい手帳に用件を全て書き出すようにする。又は用件を書いた紙を壁にピンで貼っておく。用件カレンダーとして大き目のカレンダーに全て書き込む。

*家事がおろそかになる。
→掃除はまめにしなくては大変なことになりますので省略します。家事は要所要所が的確にできてればOKというくらいの心構えで。※チャー君の介護を通して家事の速さが以前に増して早くテキパキとできるようになりました!これは、お世話をしなくていい時間内に終わらなければという時間に追われてやった結果だと思います。まさに赤ちゃんを育てている母親です。


動物の介護について1

2012-01-24 | 日記
チャー君の介護を約3年間、後悔しないように心残りがないように徹底してやりましたが、これはまだ私達に少し体力があったから成功したのかもしれません。

ご近所で一人暮しの80歳前後の女性宅の猫ちゃんが、やはり高齢で歩けなくなり介護に突入。
長年一緒に過ごしてきた猫ちゃんはその女性から子供のように可愛がられ、介護に入っても以前より以上に可愛がりかいがいしくお世話をされていました。
しかし、体力的に限界がきてそのまま他界。
この話は特異なことではなく、介護をするということはそれだけ精神的、体力的に大変なものです。

*体力、気力が落ちる・睡眠時間が少ない→病気になりやすい・イライラして精神衛生上最悪になる
*家事がおろそかになる・生活に支障がでる→精神的に余裕がなくなり、物事を忘れやすくなる
*ドクターショッピング、サプリのサイトに頼る→老齢で出てきた症状を解消しようと動物病院を転々としたり、サプリをあれこれ試してみたり
 
結果、介護されている子に対してイライラが募り対応が雑になったり、イライラをぶつけたりと。。
そして、そんなことをした自分を責め・・の繰り返しをしているうちにウツのどツボにはまり。


介護をしていて最初に身体に異変がくるのが腰。
歩けない、支えるを全て無理な姿勢で介助するので、当然といえば当然。
これが24時間、昼夜関係なく続き、特に私達が睡眠中に「ね~助けて~」という声が聞こえると突如起きて介助をするということが多くなるので、常に睡眠不足に。
時には、熟睡中に突如起こされ緊急で動物病院へ行くこともあります。
又は寝ずに付き添っている場合もあります。
もうこうなると、明日の仕事は・・・と。。

実は、弥生パンダはチャー君の介護ですでに故人になっている身内を何度生き返らせて故人にしたことか!(お仕事関係の方すみません、実はもうすでに十数年前に他界しています。この場をかりてお詫びいたします。。チャー君と仕事を計りにかけるとどんなに大事な仕事だろうが迷わずチャー君が優先だったんです)

睡眠不足になると、気力も体力も無くなり免疫も極端に落ちますので病気に要注意です!

ぶっち君2

2012-01-22 | 日記
呼吸数が落ちているのは、極度な緊張とストレスが原因で鼻がつまり呼吸するのがやっとの状態と判断し、一刻も早く元の公園へ戻さなくてはと。

もちろん公園へ戻しても呼吸が元に戻らなかったら、緊急で病院へ。
24時間の救急病院へ連絡し、ぶっち君を落ち着かせるためにIさんへ事の状況を説明し公園へ戻すので一緒にいてほしいとの連絡をし、ぶっち君がいるケージを相方と一緒に公園へ。

公園にはIさんが先に到着し待っていて。
ぶっち君はというと、ケージから即行出てすぐIさんの手に頭をスリスリ。
Iさんに渡した猫缶を今か今かと熱い眼差しで見つめ。
皿に取り出した猫缶をワッシワッシ食べる食べる。

「エッ!?呼吸困難だったんじゃ?」
Iさん曰く「ぶっち、演技してたんじゃないよな!?」
大好物のチーズもたらふく食べてサッサと闇に消えてゆくぶっち君。

今回のことでわかったことは、この公園はぶっち君の一部で安息の場。人間の勝手な思い込みからぶっち君には大変な迷惑をかけてしまったことを、元気に食事をしているぶっち君の頭を撫でながら、「ごめんね。。良かれと思ってしたことなんだけど」と心から謝罪しました。

大嫌いな病院へ行くことなく、元の生活に戻れたぶっち君。

今まで大人野良君達の保護は数え上げると50匹以上の経験があり、中には保護が手遅れで絶命した子もいたり、怪我、病気が治り野良でも食事等のお世話をしてくれる人がいる地域へ引越しをさせたりしたと保護には自信があったのですが、今回のぶっち君保護は初めての失敗です。

呼吸が落ちなかったら今まで保護したような経緯で成功したかもしれませんが、鼻ウイルスに感染している猫ちゃんの保護については今後の課題となりました。

その後ぶっち君は、またケージに入れられるかもという恐怖心からか14日の食事に顔を出さなかったということです。15日は公園近くの食事場に顔を出して、いつも以上に食欲旺盛で皆と仲良く食べていたそうです。

私、弥生パンダはというと、2~3日はぶっち君から避けられ、昨日あたりからやっと頭を撫でさせてもらうまでになりました。
ぶっち君の年齢は7歳くらいで野良の寿命では長生きのほうかと思います。食べても太らず脚が細くなってきているので、おそらく腎臓機能が落ちているものと考えられます。

現在、ぶっち君初め他の猫ちゃんたちの病気は、Iさんを中心にして獣医さんから処方してもらったり、近所の方の薬の持ち寄りによりなんとか抑えています。
5,6年間公園で頑張って過ごしたぶっち君の呼吸を楽にし、寒い日は暖かなベッドで安心して眠れるそんな環境を作りたいものです。

ぶっち君1

2012-01-21 | 日記
ぶっち君保護について

ことの始まりはチャー君が元気に雄叫びをしながら散歩をしていた1年以上前のころ。
その散歩する公園には、約15匹くらいの地域猫ちゃんが幸せに暮しているところで、毎日4回以上時間を変えて食事を与えている各グループがいます。その猫ちゃんの中に、チャー君の先輩猫トラ君にとても似た猫ちゃんが「ぶっち君」。

ぶっち君は鼻ウイルスに感染しているらしくいつも鼻が詰まっている状態。
近寄ると、ズルズルと呼吸しているのが分かるくらいに酷い状態で目やにも酷く、年齢もここの地域猫の中では最高齢とのこと。年々ズルズル状態が酷くなっているようで、今年の寒い冬を乗り切れるかどうかと・・・
このぶっち君はこの公園のボス的な存在で、とても利口な猫ちゃん。特筆すべきは人間には絶対爪をかけたり、威嚇したり噛んだりしないこと。

ぶっち君は5,6年前に今住んでいる公園に捨てられた猫ちゃん。その時に親身になってお世話されていたのが、現在食事を与えていらっしゃるIさん。この方にぶっち君の情報をいろいろ聞き、保護の日を13日と決めてお正月から着々と準備を始め。

まず、生活に慣れさせるために食事、トイレ、ベッドをケージの中に用意。大分慣れたところで初めて病院へ連れて行き健康チェックをと計画を立てていました。

1月13日、Iさんグループの6時の食事タイムに集まってきた猫ちゃんの中にぶっち君が!興奮して嘔吐すると危険だろうからと食事前にキャリーバッグに入れ運ばれるぶっち君。考えられないでしょうが、Iさんの指示ですんなりとキャリーバッグに入ったぶっち君。

家に到着し、しばらくキャリーバッグの中にそのままにして、少し慣れさせてケージの中へと。。

ぶっち君は中々ケージに入ってくれず、部屋の隅っこに行っては固まっている状態。
「寒い間だけでいいからここにいてよ。安心していいよ」と声をかけながら頭を撫でると「ファーッ」と威嚇しながら頭を撫でさせるぶっち君。そうかと思うと玄関のドアに向かって小さいかわいい声で鳴くぶっち君。

大分落ち着いてきたので、ケージの中へ誘導してやっとベッドに横になったぶっち君ですが・・・頭を撫でようとすると今までにない様子で口を大きく開けて威嚇を始め・・・
仕方ないのでそのままにし、しばらく様子をみることに。

1時間くらいたったころでしょうか、ぶっち君の呼吸が1分間に10回くらいに落ちて。ケージの中に手を入れ、胸あたりに手をあて呼吸を確認しても明らかに呼吸数は落ちています。鼻が詰まって苦しいのか、口を開けて呼吸をしているようです。
保護するつもりが、このままではぶっち君の命を絶つことに。。。