弥生パンダの独り言

今日も元気に

自己肯定感2

2014-06-24 | 日記
このメンタル面がチャー君とメイちゃんの大きな違いです。
かたや極端なYESの塊、かたや極端なNOの塊。

弥生パンダは、動物(主に猫)の喧嘩は物理的なものが勝敗を決めると考えていたのですが、猫たちと一緒に暮らし、観察していくにつれ、自己肯定感の強い個体ほどその場その場を優位に導く力が備わっていくというのがあるようです。
人間にも言えることですが、自己肯定感は愛情を受ければ受けるほど強くなり、持っている能力以上のものを発揮するようです。

メイちゃんが自身の強さ、身体の大きさ、度胸の良さが自覚できれば、少なくとも追いかけられるようなことはなくなることでしょう。

最近、やっとメイちゃんは甘噛みを覚えてきました。
爪を出さないひっかきも覚えてきました。
弥生パンダたちがメイちゃんを理解していると確信してなのか、恐怖心で半分本気噛みした場合、メイちゃんなりの正当な理由(恐怖心)があるので逃げなくなりました。もちろんその後は、弥生パンダのお説教が待っているのですが。。

生後1年間は今までご紹介したとおり、人間に虐待を受けて育ったようです。
しかもその1年間は成長著しく、今後の猫生を左右するメンタル面に大きな影響を与える1年間でもありました。

何年で大事な1年間の埋没したメンタル面を±0に戻せるか!?

雨があがり、先ほどメイちゃんはパトロールへ。
外面が良いメイちゃんは
メイちゃん:「ウニャ~~ンン」
APの人間:「わぁぁ、、かわいい~~猫ちゃんかわいいね~」
と愛想を振りまいているのが聞こえます。
手を出した人を噛みませんようにと祈る弥生パンダです!

 
左は今年撮影 右は家に来て半年くらいのもの。
目つきが全然違っています。右の画像の時は身体を撫でるのさえ噛み攻撃か爪ひっかき攻撃がありました。

自己肯定感1

2014-06-23 | 日記
梅雨お見舞い申し上げます。空き地で咲いていた奇麗な花をお家でも。


メイちゃんは雄雌合わせても、猫の個体としては身体も大きく尻尾も長いので猫の目からは相当大きく見えるはずです。
頭の良さも目をみはるものがあります。
頻繁なじゃれ遊びのお蔭か、筋肉は隆々としています。
メイちゃんが家に来て初めて病院に連れていったとき、キャリーバッグを噛み切り、穴をあけて出たほどの気性の激しさも持っています。

ケンカは身体の大きさ、気性の激しさ、腕力と頭のきれで勝負が決まると思っていました。。。

一昨日の茶猫ちゃんはメイちゃんより身体は小さいか同じくらいの大きさ。
どう考えても、どこをとっても他の猫にケンカでは負けないはずなんですが。。

違った意味でケンカに一度も負けたことがないチャー君と比較しても、メイちゃんの方がケンカに勝つ条件は断然優位です。
では、このチャー君とメイちゃんの違いはというと、

チャー君は母猫を知らずに育ちましたが、それに引けをとらぬ愛情を弥生パンダ、執事さんがたっぷり注いでいます。
当時一緒に住んでいた猫たちもチャー君をそれはそれはかわいがってくれました。

チャー君にとって、猫たちは自分を受け入れて当たり前。
人間も、チャー君の意向通りに動くのが当たり前。
不快な感情なんて知らないはず。不自由さも知らないはず。常に快適なのが当たり前。
チャー君の脳には人間、猫からNOを言われる発想さえなく、オールYESが当たり前。
つまり自己肯定感のかたまりでした。

メイちゃんと2年間暮らして解ったことが。
おそらく母猫とは早く引き離され、人間の身勝手な飼い方をされていた。
男女2人と一緒に暮らしていたが、男性の方が猫嫌いだった。
お布団の上を歩くことを禁じていた。
仔猫なのにじゃれること、走り回ったりしたら気に入らず、暴力をふるわれていた。
その叱り方は感情をあらわにし、怒りのままメイちゃんを足で蹴ったり、殴ったりしていた。
時々腰が抜けたような時があるが、小さいときに床に投げつけられたかふまれたか、いずれにせよ命の危機があったようだ。
幼いメイちゃんにとっては、恐怖の上に存在を否定されていた。
無責任な飼い主で、まったく愛情を注がれていない環境だった。

小さいときに自分のやりたいことができず、愛情もなく、好奇心で動こうものなら即怒られる。しかも暴力で怒りをぶつけるやり方です。
こんな環境にいたら自信はまったく持てず、自己卑下をし、最悪存在自体を否定したくなるかもです。
自分の動き、好奇心は、すべて人間にとっては怒りの対象になるものばかり。
暴力をふるわれることで恐怖心がますます増大していくメイちゃんの脳では、YESと言われることなく、常に否定されているのが当たり前。
自己否定感でいっぱいになります。。





介入

2014-06-19 | 日記
事の起こりは6月18日深夜。
いつものようにメイちゃんは1日のラストのパトロール出勤へ。

弥生パンダはお風呂から上がり、ストレッチをしていると、、、
隣アパートから猫のギャギャギャ、ファーッというけたたましい鳴き声が!

ん!?
これは!!??
そうです!メイちゃんが縄張りに侵入した猫と格闘している声です!

最近、新顔の茶猫があたりをウロウロし、あちこちで夜ケンカをしてるとのうわさを聞いていたのであわてて外に飛び出し。
そうしたら駐輪場からダッシュでこちらに向かって逃げてくるメイちゃん。

一大事です!

メイちゃんの後ろに例の茶猫ちゃんがダッシュで追いかけて。
弥生パンダはそれに向かって走り出し。
そうしたら、茶猫ちゃんは弥生パンダに気づき、Uターンをし塀の上に逃げ走り出し。。

このテリトリーは、オスの黒ちゃんから弥生パンダ一家とメイちゃんとの共同作業により奪い取ったもの。
(猫のテリトリー奪取に加担する、その行為自体、人としてどうかということはこの際不問で。。)
今後もこのような茶猫ちゃんの脅威が続くことは弥生パンダ、メイちゃんの精神衛生上良くありません。

塀に逃げた茶猫ちゃんはちょっと離れたところで止まり、弥生パンダの様子をうかがっているようで。。
家に帰り傘を持ち出し、弥生パンダはダッシュでその茶猫ちゃんに向かって当たらないように投げつけ。
茶猫ちゃんは
「エッ!人間が介入するの?」と言わんばかりにすごすごと逃げ去り、事件は終了!

メイちゃんはというと、ダッシュで逃げた際に弥生パンダとすれ違いそのまま一直線に走りすぎ。。
家に帰っているものと思いきや、塀の上で茶猫ちゃんの侵入を防ぐべく見張りを。

少し逞しくなったかなと安堵です。
明日早朝、絶対に負けられない日本戦があるので、今夜は茶猫ちゃんの来訪は勘弁してもらいたいのですが、サッカーなんて猫の世界では無関係。
今夜は5%くらいの酢水を用意して待機する弥生パンダです。








苦節の中3

2014-06-15 | 日記
・食事を今か今かと待つとき
執事さんがメイちゃんの食事の用意をしている間にこんな感じでメイちゃんが抵抗できない状態で抱き上げて、背中に弥生パンダの顔をスリスリ。

次にメイちゃんが座っている状態で背中、頭を後ろから優しく撫でるように(もちろん緊張してですが・・)
最終的に後ろから首の後ろ、横を両手でわしわしして、触られることは快適ということを実感させるようにしました(もちろん緊張してですが・・)

・お外へ行きたいとき ※常に緑茶を濾したものを用意しておく
後ろから首の後ろ、横を両手でわしわしして次いで耳も少し触る。
次に、心はお外にあるメイちゃん。
ドアに鼻を付けて開くのを待っているメイちゃんの耳を、緑茶で浸したティッシュで耳の内側を素早く拭く。
時には耳を片手でつまみ、もう一方の手で緑茶に浸した綿棒で中までも。。(血を見るか!というチョットした冒険です!!)

・食事、お外への要求をするために目的をもって歩いているとき
上記画像のように抱っこし顔、頭をスリスリ。
または背中を撫でて。。

以上のようなボディーコミュニケーションのほかに、
ブラッシングする(キッチングローブをしているので比較的安全です・・)とき耳の中をコームで軽くすく。
ブラシで耳の外側をすく。

寝ているときに矢印の方向から頭をメイちゃんの脇腹、または背中にそっとくっつける。

これをするようになってからメイちゃんは弥生パンダに対して相当な信頼を寄せたようで、噛み、爪攻撃が極端に少なくなりました。

それと
メイちゃんと弥生パンダのコミュニケーションですが、メイちゃんの脳内でアドレナリンが出た時、親猫が仔猫に鳴くような声を発すると落ち着くようです。
何度か試していますが、100%効果ありです!!
現在メイちゃんのような猫ちゃんと暮らしていらっしゃる方は是非参考にしてください!

日本、、負けちゃいましたね。。
次、頑張れ~~~






苦節の中2

2014-06-13 | 日記

締め出しから帰ってくると
もうこの上なくンゴロンゴロの甘々で抱っこを。

メイちゃんの締め出しが連続で続いたので
一度締め出し後、お家の中に帰った後の抱っこを拒否したら
メイちゃんは弥生パンダに向かって、親を呼ぶ仔猫のようなかわいい鳴き声でずっと鳴き続け。。

抱っこをすると
弥生パンダの首に仔猫がおっぱいを飲むように口をつけチュパチュパ。
メイちゃんが初めて弥生パンダに心を解放した瞬間でした。
どうしたらメイちゃんは身体を触られることに慣れるか!

それは、メイちゃんが他に集中しているときに身体に触り触られることを日常化すること。
メイちゃんが好奇心をもってそのことに気を集中しているとき。

・食事を今か今かと待つとき
・お外へ行きたいとき
・食事、お外への要求をするために目的をもって歩いているとき

以上3点のみが、血を見ずに唯一安全に触れるときです。