弥生パンダの独り言

今日も元気に

再生する猫脚

2015-05-14 | 日記


地域猫のグレちゃんです。
男の子で小さい頃からとっても臆病さんでした。

特定の人からしか食事をもらわず、その人以外の人が近づいたらすぐに隠れるという始末。
兄弟は全身が奇麗なブルーの毛並というシャルトリューのような猫。
そのため、生まれて10日前後でこの雑種模様のグレちゃん以外はすべて誰かが勝手に連れ去ったという経緯があります。
まだまだ母猫が必要な時期、連れ去られた仔たちを取り返せる手立てもない地域猫の人たちは、連れていかれた仔たちがただただ可愛がられ幸せになるようにと祈るだけでした。
母猫にしてみれば、グレちゃん以外の子供を夜中にいきなり連れ去られた恐怖を考えたら、人間に対しては不信感と恐怖を抱くに違いありません。
それが、唯一残ったグレちゃんに影響しないはずがないかと。

当時ボスだったブッチ君の後継者としてグレちゃんの去勢はしていませんでした。
そのため、ケンカが弱いのに他のエリアに行ってはケンカ、またケンカとやんちゃなグレ君でした。 

ケンカで作った傷をこさえては元の住処の地域に帰ってきて、傷を治してはまたテリトリー拡大に行ってはケンカ。。
その傷の中で、、見るも痛々しいものが。。
手先が噛みちぎられたようで先がなくなっています。
つまり猫脚と言われるところがスッポリないんです。。

その当時、近所の人が持ち寄ってくれた高価な薬剤を入手できました。
癌で生存率が高いというMチン、免疫療法に使うというF、K剤等等、他に抗生物質、現在では入手困難な漢方薬。。
病院に連れていこうと捕獲が失敗したら、おそらくしばらく姿を見せなくなるので、それはマズイということになり
食事に抗生物質を混ぜていたら、、
ナント!!
猫脚が奇麗に再生されたではありませんか!!!

画像で撮れてないのが残念ですが、とかげの尻尾のように元通りに再生しました!

これだけでもびっくりなんですが、グレちゃんはこの後またケンカで猫脚を失くし、前回と同じように抗生物質でまた再生!
2度も再生したんです!!!

現在は年を重ねたグレちゃんもすっかり大人になり、話が分かる優しいボス?として君臨しています。





ストロングmom

2015-05-13 | 日記
弥生パンダの庭では食料が乏しい毎冬、果物を野鳥に提供しています。
今年もヒヨにメジロ、他種類が解らない鳥たちが来てはお腹を満たし無事に春を迎えたようです。


メジロと他の鳥はつがいで飛んできては仲良さそうに果物をついばみ、それはそれは微笑ましく
メイちゃんは日向ぼっこ以外では家の中から「ウキャキャウキャキャ」と興奮の声を発生しまくり
ヒヨが騒がしく食べているときには、静かに小枝で順番を待つ他の鳥たち。
平和な時はゆったり流れていました。

しかし、そのうち悪代官のヒヨが登場!
メジロなどの鳥たちを蹴散らかし始め、ついには果物を独り占め。
ヒヨが去るのを待つのにメジロが近くの木に止まろうものなら、ものすごいスピードで攻撃をしかけ。。

そのうち、ヒヨ同士でもバタバタと羽ばたきながら争いが起きて、弥生パンダの庭はヒヨの決戦の場と化し。
その合間をぬって、メジロ、他の鳥が果物をついばむというさながらワイルドライフの世界に。

ついに悪代官ヒヨは弥生パンダの庭の占領に成功し、天敵である猫のメイちゃんに威嚇を始める始末。
洗濯物を干そうとする弥生パンダにもキエーッとつつかんばかりに威嚇。

キエーーーーッ

毎年ヒヨがきているけど、今年のヒヨは凶暴すぎ。。
全身の羽をふくらましたようにして身体をゆすりながら、キエーーーッキエーーーッと今にも襲いかかろうと。

日向ぼっこをしているメイちゃんはヒヨが来ると庭から退散。
鳥が猫を脅すという、初めて見る光景でした。

毎日、日中ほとんど弥生パンダの庭にいた悪代官ヒヨは、桜が散る季節あたりからあまり姿を見せなくなり
梅雨が始まる前に茂った枝をスッキリしようと剪定をしたら。。

茂っていた木々に埋もれ、はじめは何かわからず片づけをしていたら
それは何と!!
鳥の巣でした!

あの悪代官ヒヨは
猫にも、人間にも果敢に闘いを挑む
実はとっても頼りになるストロングマムだったんですね!

ヒヨママ、巣だったヒヨの仔たち~~
また冬になったら絶対に帰っておいでね~~
待っているよ~~







おやじれでぃー

2015-05-12 | 日記
ご無沙汰をしておりました。

最近のメイちゃん。
これは、冬の間 ヒヨが餌を求めて庭の木に通ってきていたので、その習慣で洗濯物の中に身を潜め?てるところ。
時々、鳥のさえずりに身をかがめて窺うものの、、もうほとんどお陽様にウトウトしています。
 


あの噛み猫だったメイちゃんが、、
画像の目つきから見て取れるように、おだやかになり
すっかりおやじレディーになりました。

最近では、、
爪を出さない「ひっかき」
気に入らないと「手を軽く噛む」
止めてと訴えるのに「ファーッ」と意思表示
ブラシの近くでブラッシングの要求鳴き
腹筋を鍛えているときに身体に乗り車座り

ここ1年くらいで穏やかな猫?に変わってきました。

以前は顔の前から頭を撫でようものならその手をガブリまたは本気ひっかき、、
通常の猫ちゃんだったら当たり前のことですが、、
顔の前から頭を撫でてもOKになったことです。

夕方に起きがけたときは、仔猫が鳴くような声で抱っこの要求を。。
抱っこの要求が通らなければミゥーミゥー鳴きながら弥生パンダの後を追いかけるメイちゃん。

すっかりあまあまちゃんに