無味乾燥な

つまらぬ話でございます

動くのが大変。

2020-03-15 21:46:25 | 日記
先日、家の間近で道路工事があって近所を歩いていたら、道に高齢の男性が這いつくばっていた。
それを他人の媼が、立ち上がらせようとしていた。電動アシスト自転車の母子は、スイスイと通り過ぎて行く。確かに、闇にあって老人二人はよく見えなかった。
歩いて行く方向にそれが見えた以上無視はできない。なんとか立ち上がらせた。構図が変わると、吾輩より体格がいい。媼は小さい。
デカイ翁は、近所の飲み屋に飲みに行ったが休みであった。それがわかった時から、持病の腰痛で歩けなくなった、住んでいるアパートはすぐそこである、と言う。
こんな暗くなってから出かけるのは止めろ、と言い、後ろから両脇を上に上げながら玄関口まで連れて行った。
翁と一緒に付いてきた他人の媼は共に八十年以上生きているそうで、翁は独居だと言った。
一人暮らしは、最早無理だと思ったが、それを吾輩が言うのは、助けたという思い上がりと感じられないとも限らないからやめた。
その後その辺りを通ると、生きているんだろうかと思う。

昨日、雨が降る前に、と、二駅先の駐輪場に通勤用のAEONで買ったママチャリを取りに行った。
パンクしている。
シーラント入りの修理剤を使って一週間は乗ることができたのだが、先週帰路で空気が抜けた。
最初、駐輪場の付近に自転車屋を探して、ネットで見つけた2キロ離れたところまで、引いて(押す?)行った。
入り口が少し開いていたので声を掛けてみると、吾輩と同年代に見えるおじさんがいた。
事情を説明すると、まだやってない、と言った。開店時間かと思いきや、その父親が先日まで入院して、今はまだ体力が戻っていないと言うのだった。
吾輩は、2キロ自転車を押して駐輪場に戻った。
その後にあった組合の飲み会でその話をしたところ、どの地域でも、自転車屋さんの高齢化があり、パンクすると大変なんだと複数の人が教えてくれた。
それで昨日は、駐輪場で空気入れを借りて、礼も早々にママチャリに跨がって走り出したが、30mぐらいで、ゴツゴツし始めた。
数キロ自転車を押して買ったAEONまで行って、チューブ毎交換して貰った。三千円強を払った。
通勤用には使わないことにして、家まで乗って帰った。買い物用にする。
来月から自転車を使う方々、パンクへの対処法を考えておかなければなりませんよ。

世界が平穏になりますように、と祈る。