オオバヤシャブシが属するハンノキ属の樹木の根には放線菌の一種が寄生して根に根粒ができ、その働きで空気中の窒素を固定して肥料分として利用できるので、もともと土に肥料分のない場所でもよく生育でき、荒廃した土地を短期間で緑化する目的でよく植えられる。泉北ニュータウンも開発当初にオオバヤジャブシが植栽されたようで、緑道のあちこちで見かけました。開発から50年を経過して、樹木更新ということで、オオバヤシャブシは人気がないようで減ってきています。
オオバヤシャブシ 学名 Alnus sieboldiana カバノキ科ハンノキ属
関東地方南部〜和歌山県の太平洋側の海岸近くの山地〜丘陵に生える落葉小高木。雌雄同株。雄花序は長さ4~5cmで頭は垂れ下がり、雌花序はより上部に1つが上向きに咲く。
オオバヤシャブシ 学名 Alnus sieboldiana カバノキ科ハンノキ属
関東地方南部〜和歌山県の太平洋側の海岸近くの山地〜丘陵に生える落葉小高木。雌雄同株。雄花序は長さ4~5cmで頭は垂れ下がり、雌花序はより上部に1つが上向きに咲く。