この作品も大コレクターから頂きました。まことにありがとうございました。またよろしくお願いします。
芒の原に狸が腹をみせて上目遣いです。その視線の先に三日月が昇っています。なんとも屈託のない様子です。現代絵画に見られる、緊張感に満ち溢れて必死に作者の個性を際立たせようという作為があまり感じられません。
ユーモアさえも十分に感じられます。おそらくは . . . 本文を読む
産地は京都でしょう。用途は茶道具です。金平糖をいれる菓子器でございます。時代は明治ありましょうか、分かりません。磁器は明治以降はなかなか時代が分かりません。とくに呉須が濃い場合は難しくなります。器形は瓢箪型でお約束のようです。瓢箪の胴には鉄釉の紐があり、口にも同じ縁紅があります。
胴体の下部ではねじ模様で窓を切っています。窓の中には大花唐草、紗綾模様、雲模様、 . . . 本文を読む
ほぼ梅雨に入りまして、うっとおしい毎日ですが、皆様の梅酒の仕込み具合はいかがでございましょうか。さてさてますます混迷を深める当コレクションでございます。www そうなんです。ついに今まで扱ったことがない御品を「コレクション」のメインにするという無謀な「進化」を続けております。その結果、御品を説明できない異常事態が続いています。とにかくこんな御品が市場にありましたよ . . . 本文を読む