かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

1.がんと分かるまでの経緯

2017年03月31日 | 舌がん治療
いつからだったか詳細は覚えていないのですが「なんかここのところ、夜中に咳こんだりするとピリッと変な痛みがあるんだよなぁ〜」と気付いたのが最初のような気がします。期間としては、半年くらいそのような状態だったでしょうか。

どこが痛いのかよく分かっていなかったのですが、しだいに、ベロに出来たデキモノが咳をするときに痛むのだ、ということが分かってきました。
いつから出来たものか、自分から見て右側の裏に、幅2センチくらいで長さ5センチほどの、白いうっすらとしたデキモノが見られます。

食事をする分には特には気にならないほどの痛みなので、しばらくは様子を見ていましたが、あまりそのままなのも気持ちが悪いので、2016年の年始あたりから、自宅近くの総合病院の耳鼻咽喉科で診てもらうことにしました。

最初は口内炎の一種だろうということで、何種類かうがい薬などを試しましたが、良くなる気配はありません。
しばらく診てもらって最終的に、「扁平苔癬という皮膚の病気かもしれませんから、皮膚科に行ってみるのも一つの手かもしれません。癌ではないと思います。」と言われました。

そこの総合病院には皮膚科がなかったので、それだったら小さい個人経営の皮膚科よりも、大きなところで見たもらった方がいいのかなと思い、地元にある大学病院の皮膚科で診てもらうことにしました。それが2016年の3月初め頃です。

皮膚科の先生の見立てでは、扁平苔癬とはちょっと違う感じで、カンジダの方が疑わしいとのことだったので、綿棒のおっきいのみたいなやつで患部を拭って検査に回していただきましたが、結果はカンジダではないとのことでした。

それでは、患部の肉を少し取って調べましょう、ということになり、2ミリほどの大きさの肉片を切り取られました。
これがまた痛いんですよね。もちろん麻酔してからやるんですけど、麻酔の注射ってなんであんなに痛いんでしょうかね?また、麻酔が切れてくるとまた激痛です。

その検査の結果、ようやく、ベロの裏のデキモノの正体が、白板症というがんの一歩手前の状態になっていることが分かりました。
痛みに耐えた甲斐はありましたかね。
がんではないけれども詳しく診た方が良いということで、となると担当は皮膚科ではなく耳鼻咽喉科になるということので、同じ大学病院の耳鼻咽喉科に回されることになりました。

そこでは、さらに詳しく調べるために、もう少し大きく肉片を取りたい、ということを言われました。
言われるだろうなぁとは思っていて、あまりに痛いので断ることにしようかと頭をよぎったこともありましたが、がんになってたら大変なので、ようやく前回の傷が治ったところではありましたが、仕方なくもう一回やってもらうことになりました。

今度は、前回の倍くらいの大きさの肉片を、二つ取られました。でも、今回は心構えができていたせいか、前ほどジタバタしないで済んだような気がします。

そこで出た結果が、「悪性の腫瘍が見つかりました。」ということだったのです。
それが2016年の4月21日のことでした。

その病院の耳鼻咽喉科にがん専門の先生がいて、そちらに担当医が替わるとのことで、その日はその予約を取って帰りました。


ここからまた治療方法を決めるまでに紆余曲折あるので、それはまた改めて書きたいと思います。
コメント
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