14日 中央ふれあい館 会議室において表記の会合が開催されました
連合町会と連携していますが、上部団体に 社会福祉法人「川口市社会福祉協議会」(以下社協)が
あり、そこの地区下部団体となっています
この社協の活動について少し述べたいと思います
先ずは、「地域福祉」と言う言葉の説明を
誰も(性別や年齢、障がいの有無などに関係なく、地域で暮らすすべての人)が
安心して暮らせるよう、地域のみんな(住民を中心に、行政などの公共機関、福祉などの
多様な専門職・機関・団体を含めた、地域に関わる人や団体)で助け合い、支えあうこと
と規定しています
さらに、その仕組みは「自助」「公助」「共助」の3つの働きで成り立つとしています
「自助」 自分または自分たち(家族や問題を抱えた当事者)による取組
「公助」 公的な制度としての保護・福祉・医療、その他の施策に基ずくサービス
「共助」 隣近所などの地域や、友人・知人同士の助け合い
住民団体、民間福祉団体・ボランティアなどの(非営利的な)活動
そしてこの3つが互いに補い合い(相互補完)、協力して働きを高め合う(協働の相乗効果)としています
問題点として
①福祉的問題、生活課題の増加とその複雑化・深刻化
→行政や専門機関による公的支援だけでは対応が困難
②地域コミュニティ(近所付き合いや地域のつながり)の希薄化
→困っている人が周囲に助けを求められない。周囲が困っている人に気付けない
だからこそ、地域の人と人のつながりを大切にして、みんなで助け合って地域の問題を
解決していく「地域福祉」がとても重要なんだ と結んでいます
次に、川口市地域福祉活動計画「かわぐち市民活動プラン」について
川口市で地域福祉を進めていくための、住民を主体とした民間の行動計画です。
平成19年3月に、川口市社協が取りまとめて策定しました。
地域の問題解決や、より良い地域づくりのために必要な取り組みをまとめています。
市内全域で共通する「全市的 活動計画」と、各地区それぞれの地域特性や実状に
応じて地区社協が策定した「地区 活動計画」とで構成されています。
活動プランは平成19年度から23年度の前期5年、24年度から28年度までの
後期5年からなる10年計画です
地区社協において、前期の活動を見直し、後期地区活動計画を策定しました
地区社協と地域福祉推進員を中心に後期地区活動計画を推進していきます
「幸栄地区社協」では 次のスローガンと活動計画の概要を発表しています
「人の和のあるまちづくり」 サロン活動を中心とした地域住民の交流を深める
となっています
田中会長以下地区社協のメンバーは民生委員が務めています
核家族化がすすみ、老人の単身者住まいが比較的多いこの地区では
民生委員の役割はとても重要です
アパートやマンションが多くその把握も容易ではありません
地区連合町会でも出来る限り福祉の向上はもちろん
住民が安全で安心して暮らせる街づくりに協力をしたいと考えています