角灯と砂時計 

その手に持つのは、角灯(ランタン)か、砂時計か。
第9番アルカナ「隠者」の、その俗世を生きる知恵を、私にも。

#030 「チャレンジド」

2015-02-24 20:30:52 | 障害あるいは障碍の話
「#015 災害も減っている?」に続いて、TEDネタです。

今回は、メーガン・ワシントンという、吃音でありながら、
いや、吃音だからこそ歌手となった女性のプレゼンテーションです。

Megan Washington 「Why I live in mortal dread of public speaking」
メーガン・ワシントン 「何故、人前で話す恐怖の中で生き続けるのか 」

ともかく、

本人が吃音を隠そうとせず(というか、隠しようがありませんが)、
その、自らの“どもり”をも笑いのネタにしているんです。

お客さんも遠慮してません。

何と言いましょうか、
障害者ではなく「Challenged」なんですよねえ。

米国のドキュメンタリーや映画では、
障害者同士はもちろん、障害者と健常者であっても、
普通に喧嘩をしたり、いじめがあったり・・・

近頃は、日本でもだいぶ様子が変わってきましたが、

やっぱり障害者というと、ちょっと距離をおいてしまうというか、
自動的に「かわいそう」と思ってしまうというか、
「かわいそう」と思わなければいけないことになっている、というか。

でも、なんか違う気がするんですよねえ。

障害者、障がい者、障碍者、もしくはチャレンジド。

どう呼んでも構わないと思いますが、
向こう岸に居るわけではないんです、たぶん。

ところで、
昨年6月、地元に車椅子バスケ日本代表が来ました。
イギリスチームと対戦したんですが、

いや、ホント、綺麗事じゃなしに、スポーツとしてすごかった。
東京パラリンピックに向けて応援しようと思ってます。

マンガの『リアル』(井上雄彦)もいいですよ。



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