同性婚を認めるべきか否か。
それぞれ、悩ましいところだと思います。
3ヶ月ほど前には、
〈米連邦最高裁判所は26日、同性婚の是非をめぐる裁判で、同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。この判決によって州が定めている同性婚を禁じる法律はすべて違憲となり、全米で同性婚が認められることになる〉
なんてニュースがありました。
〈判決は「同性カップルは異性カップルと同様に親密な個人的関係を持つ権利がある」と指摘。「結婚が合衆国憲法上の基本的人権であるすべての根拠が同性カップルにもあてはまる」とした。9人の判事のうち5人がこの判断を支持した〉
ということです。
(Web産経ニュース:米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対
→http://www.sankei.com/world/news/150626/wor1506260058-n1.html)
けれども、
人がそうするのは良いとしても、
神の前の一個人として、
自分自身が同性婚を認めることはできない、
という人も、やはり少なからずいるわけで。
〈今年6月に同性婚が最高裁判決で憲法上の権利として認められた米国で、地方の役所の事務官が宗教的信条を掲げて同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒む例が目立っている〉
そうです。
(Web産経ニュース:同性婚カップルに待った! 米で婚姻証明書拒否相次ぐ 「信仰に反する」と事務官ら“抵抗” 共和党から支援
→http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110044-n1.html)
そんな折、
〈米国で年末にかけて、同性婚や同性愛、性同一性障害をテーマにした映画が相次いで公開される〉
という話もあって、
良くも悪くも、米国映画は世相を反映しますね。
(Web産経ニュース:米で同性婚などの映画続々封切りへ 最高裁承認が追い風
→http://www.sankei.com/world/news/150906/wor1509060023-n1.html
その中のひとつが『Freeheld フリーヘルド』です。
Freeheld Official Trailer #1 (2015) - Ellen Page, Julianne Moore Drama HD
2007年、
米国で製作された短編ドキュメンタリー映画『Freeheld』、
(原作ドキュメンタリーの公式サイト→http://www.freeheld.com/)
〈ニュージャージー州で警官として25年間、地域の治安維持に奉仕してきたローレル・ヘスターは、49歳でガンにより余命半年を宣告される。同性愛者の自分と事実婚で人生を共にしてきた自動車整備工でパートナーのステイシー・アンドリーに、遺族年金を受け取れるよう地元オーシャン郡に申請を出すが、同性であるという理由で却下されてしまう。ローレルは残された日々を、パートナーのステイシーに遺産として自分の年金を引き継がせるべく、行政に対して同性愛者の権利を認めるよう訴えを起こす。彼女の訴えが世論を動かす社会的な運動に拡大した経緯と、辛い闘病生活とを重ねあわせて描いた作品〉
(Wikipedia:フリーヘルド→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%89
の、リメイクということです。
で、
この映画に出演しているのが、
先ごろ「同性愛」を告白したエレン・ペイジさんです。
(ciatr:エレン・ペイジの素顔。同性愛者をカミングアウトした実力派女優
→http://ciatr.jp/topics/15317
ciatrの中でも紹介されいますが、
2014年にラスベガスで開催された、
LBGT(レズビアン・バイセクシャル・ゲイ・トランジェンダーの略)の、
人権擁護キャンペーンでの様子が下の動画です。
カミングアウト自体は5分20秒あたりなんですが、
そこだけでなく、
真っ更な気持ちで全体を聞いてみてください。
Ellen Page エレン・ペイジ スピーチ 翻訳
遊び(に見える)か、もしくは、冷やかし(のような気がする)なのか、
女装して持て囃されている、どこぞの教授とは、
何と言うか、重さが違う、と思うのは私だけでしょうか。
(oriconstyle:バラエティに引っ張りだこ 噂の“女性装の東大教授”安冨歩とは?
→http://www.oricon.co.jp/news/2057172/full/)
こういう人が、
却って話をややこしくしていると私は思うんですが、
それはともかく、
私自身の、今の気持ちとして、
同性婚を望む人の中には、
少なからず「障碍」として困っている人がいる以上、
それをキチンと認めてもいいかな、というのはあります。
と、同時に、
当事者はともかくとして、
周囲に群がる人たちが「権利」を主張するのは、
ちょっと引くので、止めてほしいなあとも思います。
マイノリティへの配慮を、
マジョリティが強要されるような事態は、
やはり、どこかオカシイんじゃないでしょうか。
こんなニュースを耳にすると、
「哲学的見解の違い」を感じて、
途方に暮れてしまいます。
〈校長は声明で、男女別トイレの廃止は、男女どちらの性にも合致しない児童が8人いることを認識しての措置だと述べ、「児童全員に安心感を持ってもらいたいだけではなく、全員が一様に平等であることを理解してもらいたいとの狙いもある。児童たちに貴重な教訓を教える機会だ」と語った〉
(AFP:男女別トイレを段階的廃止、米サンフランシスコの小学校
→http://www.afpbb.com/articles/-/3060120)
蛇足ながら、最後に一言だけ。
(見た目)男と男、女と女の恋模様やラブシーン、
私は正直、観たいとは思いませんけどね。
それぞれ、悩ましいところだと思います。
3ヶ月ほど前には、
〈米連邦最高裁判所は26日、同性婚の是非をめぐる裁判で、同性婚は憲法上の権利であると認める判決を下した。この判決によって州が定めている同性婚を禁じる法律はすべて違憲となり、全米で同性婚が認められることになる〉
なんてニュースがありました。
〈判決は「同性カップルは異性カップルと同様に親密な個人的関係を持つ権利がある」と指摘。「結婚が合衆国憲法上の基本的人権であるすべての根拠が同性カップルにもあてはまる」とした。9人の判事のうち5人がこの判断を支持した〉
ということです。
(Web産経ニュース:米最高裁、同性婚認める 禁じる州すべて違憲に 判事9人中4人反対
→http://www.sankei.com/world/news/150626/wor1506260058-n1.html)
けれども、
人がそうするのは良いとしても、
神の前の一個人として、
自分自身が同性婚を認めることはできない、
という人も、やはり少なからずいるわけで。
〈今年6月に同性婚が最高裁判決で憲法上の権利として認められた米国で、地方の役所の事務官が宗教的信条を掲げて同性カップルへの婚姻証明書の発行を拒む例が目立っている〉
そうです。
(Web産経ニュース:同性婚カップルに待った! 米で婚姻証明書拒否相次ぐ 「信仰に反する」と事務官ら“抵抗” 共和党から支援
→http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110044-n1.html)
そんな折、
〈米国で年末にかけて、同性婚や同性愛、性同一性障害をテーマにした映画が相次いで公開される〉
という話もあって、
良くも悪くも、米国映画は世相を反映しますね。
(Web産経ニュース:米で同性婚などの映画続々封切りへ 最高裁承認が追い風
→http://www.sankei.com/world/news/150906/wor1509060023-n1.html
その中のひとつが『Freeheld フリーヘルド』です。
Freeheld Official Trailer #1 (2015) - Ellen Page, Julianne Moore Drama HD
2007年、
米国で製作された短編ドキュメンタリー映画『Freeheld』、
(原作ドキュメンタリーの公式サイト→http://www.freeheld.com/)
〈ニュージャージー州で警官として25年間、地域の治安維持に奉仕してきたローレル・ヘスターは、49歳でガンにより余命半年を宣告される。同性愛者の自分と事実婚で人生を共にしてきた自動車整備工でパートナーのステイシー・アンドリーに、遺族年金を受け取れるよう地元オーシャン郡に申請を出すが、同性であるという理由で却下されてしまう。ローレルは残された日々を、パートナーのステイシーに遺産として自分の年金を引き継がせるべく、行政に対して同性愛者の権利を認めるよう訴えを起こす。彼女の訴えが世論を動かす社会的な運動に拡大した経緯と、辛い闘病生活とを重ねあわせて描いた作品〉
(Wikipedia:フリーヘルド→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%89
の、リメイクということです。
で、
この映画に出演しているのが、
先ごろ「同性愛」を告白したエレン・ペイジさんです。
(ciatr:エレン・ペイジの素顔。同性愛者をカミングアウトした実力派女優
→http://ciatr.jp/topics/15317
ciatrの中でも紹介されいますが、
2014年にラスベガスで開催された、
LBGT(レズビアン・バイセクシャル・ゲイ・トランジェンダーの略)の、
人権擁護キャンペーンでの様子が下の動画です。
カミングアウト自体は5分20秒あたりなんですが、
そこだけでなく、
真っ更な気持ちで全体を聞いてみてください。
Ellen Page エレン・ペイジ スピーチ 翻訳
遊び(に見える)か、もしくは、冷やかし(のような気がする)なのか、
女装して持て囃されている、どこぞの教授とは、
何と言うか、重さが違う、と思うのは私だけでしょうか。
(oriconstyle:バラエティに引っ張りだこ 噂の“女性装の東大教授”安冨歩とは?
→http://www.oricon.co.jp/news/2057172/full/)
こういう人が、
却って話をややこしくしていると私は思うんですが、
それはともかく、
私自身の、今の気持ちとして、
同性婚を望む人の中には、
少なからず「障碍」として困っている人がいる以上、
それをキチンと認めてもいいかな、というのはあります。
と、同時に、
当事者はともかくとして、
周囲に群がる人たちが「権利」を主張するのは、
ちょっと引くので、止めてほしいなあとも思います。
マイノリティへの配慮を、
マジョリティが強要されるような事態は、
やはり、どこかオカシイんじゃないでしょうか。
こんなニュースを耳にすると、
「哲学的見解の違い」を感じて、
途方に暮れてしまいます。
〈校長は声明で、男女別トイレの廃止は、男女どちらの性にも合致しない児童が8人いることを認識しての措置だと述べ、「児童全員に安心感を持ってもらいたいだけではなく、全員が一様に平等であることを理解してもらいたいとの狙いもある。児童たちに貴重な教訓を教える機会だ」と語った〉
(AFP:男女別トイレを段階的廃止、米サンフランシスコの小学校
→http://www.afpbb.com/articles/-/3060120)
蛇足ながら、最後に一言だけ。
(見た目)男と男、女と女の恋模様やラブシーン、
私は正直、観たいとは思いませんけどね。
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