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かわパパのお気楽日記

お気楽に思ったことをテキトーに毎日書いています。

まじめの罠 (光文社新書) 勝間和代著

2011-10-21 23:54:40 | 日記
久し振りの勝間和代氏の新著である。
私は勝間氏のファンなので新書が出れば、必ず読む。
一時の書き飛ばしていた乱造からはよくなっているかなあ、と思って書店で手に取る。

勝間氏の著作で一番面白いところ、あるいは言いたいところは「はじめに」のところ。
それはどの著作にも共通している。これはおそらくビジネス文書の癖が残っているからだと思う。

問題の「はじめに」の出だし・・・
”この本は「まじめな人に捧げる本です”で始まる。
そして復興相の失言を思い出す「津波で死んだのは“バカなヤツ”の反対で、大川小学校の大惨事を”まじめな人”の悲劇としている。

少し立ち読みして購入することにした。何故ならこの本は名著「断る力」とペアで読むべきと感じたからである。発想源は同一である。だからある意味彼女はぶれていない。あるいは”柳の下のどじょう”を狙ったか。題名だって「断る力Ⅱ」でも内容的にはおかしくない。

電車のなかでフォトリーディングしたが、あるある、とかなり共感してしまった。
人々は“神”を欲している、というのも、その通りだと私も思う。そしてまじめな人々を、勝間氏は、私を持ち上げて落とした、人々と恨む。

そこで家に帰って私が何をしたかというと、続きを読んだのではなく(笑)、アマゾンのユーザーレビューを読むこと。
そしたらびっくり。酷評のオンパレード。星ひとつばかり。個人的には納得できない。

では、私の感想は・・・
”渾身の一冊”熱著である。最近の著作と違って、本作を書くにあたって、かなり勉強した形跡もある。つまり自分の考えでは弱いと思ったのか、理論武装したようである。

「まじめの罠」を一言で表現すると、タレント本。
勝間氏が身の回りの人、体験を題材にまじめに書いた(笑)本。つまりこの本は勝間ファンのために書かれたものである。
あえて言えば、ファンじゃない人はアマゾンのレビューのように最低の評価になるのかも。高ピー女のヒステリー気味な主張にアレルギー反応する人が多いのだろう。それがファンにとってはたまらないところなんだけどね。私はふまじめに支持する。(笑)人気ブログランキングへ
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