2020/7/30第3話も面白かったねえ。
いろいろな話が混ざっていたけれど、浅利陽介演じる教師の薬の話を軸に展開する。テーマは病院薬剤師とドラッグストアーの薬剤師の対比ということだったと思う。
病院からドラッグに移る人がいて、ドラッグに勤めざる得ない人がいる。
通常のテレビドラマの2話分が1話にまとめられているから内容が濃い。
それなのに面白いのに視聴率が下がっている。
なんでかなあ。
石原さとみが一生懸命過ぎてちょっと痛いのかなあ。そこがいいんだけどなあ。
必ずしも良質で丁寧に作られたドラマが、視聴率が高いとは限らないという典型。
でもそんなこと気にせず続編作る気で頑張って欲しい。
第163回直木賞受賞作。
だから読みたいと思ったら電子書籍で出ていたので即購入。
馳氏の小説を読むのは初めてながら布袋寅泰にそっくりなので前から気になっていた小説家である。
しかも犬を扱った連作集なので犬好きとしては読んでみたかったのである。
小説は非常に読みやすくてサクサク読めた。
2日で読了した。
ということは面白かったということ。
章ごとに登場する飼い主の人生のクライマックスの話なんだけれど、かわパパは映像を浮かべながら読み進めることができた。
映画化向きの作品といえる。
作品自体は驚きはなく予定調和なんだけど安心感と安定感があった。
ただこの作品が直木賞?
って読了後思ったんだけど、ところがちょっと時間を経つと、また読みたくなる。
最近そんな作品に出会っていない。
そんなにところが直木賞に選ばれたところかもね。