
昨日は久しぶりに激しい雷雨がありました。
「ひどくなる前に帰った方がいいよ」と30分早く仕事を上がらせてもらい
小雨の中 自転車で帰り着いたとき
最初の大きな雷鳴が轟きました。
お盆休みで 家にはおねーちゃんがいましたが
momoもそらも すでに不安げな顔
ピカっと光るたびに
だるまさんがころんだ! のようにピタッと止まって
ゴロゴロゴロと鳴ると そそそっと 位置を変えて を繰り返し
お気に入りのタオルの上で のんびり伸びているわけにはいかないようでした。
やがて激しく鳴り出すと もうじっと固まって
背中を撫でても 耳を後ろ向きにしたまま
そのうちに早番だったおとーさんが帰ってきて
雨も小止みになった頃
やっと雷から解放されたmomoの体を また強ばらせることになりました
例のカゴに入って 獣医さんに行くのです
抜糸をしてもらって 早くカラーとさよならしようよ
力尽くで入れるのは忍びなく いい人ぶって言ってみますが
そんな言葉 通じませんにゃ
仕方なく 脇の下から体を抱いて カゴに入れるしかないのですが
momoは腕を突っぱね激しく抵抗します
その力強さは嬉しくもありますが それはほんの僅かで
無理やり押し込めるたびに momoの信頼を損ねていくような罪悪感が大きくなります
初めて車で獣医さんに向かうmomoの声は
自転車のときとは まったく違って 心細い声でした
momoの手術をしてくださった先生は 今週はお休みと聞いていましたが
昨日は 以前そらがずいぶんお世話になった先生で
momoのことも何度か診てもらったことがある安心出来る方
わたしが両脇を抱えて立たせると 先生はプチンプチンと糸を切りながら
猫ちゃんの乳腺腫瘍は 悪性が多いんですよね
と抑えた声で 残念そうに話してくださいました
きっと もっと ショックを受けるようなことなんだろうな
先生の話を聞きながら いつも他人事のようにそう思ってしまうのは
感情を抑えてしまうクセのせい?
何もなければ 手術から一ヶ月後くらいに 経過を診ていただく
それまでは プツプツした感じのものが出来ていないか
お腹を触ってみる
カラーは 家に帰って外してみて
傷を舐めてしまうようなら もう少し延期
ここで舐めてひどくなったら 長いあいだ外せなくなるから・・・
そう言われて 帰ってきました

momo~
久しぶりに すっきりしたね
帰宅してすぐにカラーを外すと
なんだか懐かしいmomoの姿
momoは戸惑い

だれにゃ?
って言いたそうな そら
でもすっきりしたmomoは 30分と持ちませんでした
腕から始めた毛づくろいは 久しぶりでやり甲斐があるのでしょう
だんだんと熱を帯び お腹を舐め始めると 見ていられなくなりました

いつ外しても 外したとたんに
毛づくろいは始まりそうです
ではいつが外し頃になるのでしょう?
何度も外したり付けたり繰り返すのは
かえってストレスになりそうなので
長い時間 ちゃんと見ていられる休みの日まで
カラー外しは お預けになりました
でもにゃんずに嬉しいニュースもひとつ
お盆休みのにーちゃんが 荷物をたくさん持って帰ってきました
なんと 今日着くように宅配便まで

ハコ ハコ うれしいにゃ~ん
あんまり家には居なさそうですが
その方が おにーちゃんが家にいる って実感があるかな
