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墨さし は、手作りの物しか使わない 父から受け継ぎました。しかし、父よりも伯父の遺した墨さしが美しく、手にフィットするのでkaz は、伯父さんの墨さしをモデリングしています。
ちなみに、たまたま偶然の出会いに驚かされたのは、写真の1番上の墨さしは、かつて、<規矩術>の偉人であられた師からいただいた墨さしです。
この墨さしの採寸、フィット感が伯父の遺した墨さしと、限りなく近似している点が興味深いのです。
(上から2番目以降は伯父の作り掛けと、使用済みの墨さしです。)
もっとも、伝統的には幅4分と伝承されていますので、さほど違いもない といえばそうでしょうが、市販されている物は、全く採寸も異なり、ましてや材質もとても硬く しならない 割り箸のようなガサガサした代物(しろもの)です。
伯父も、狂人のような人物でしたので、規矩 の鉄人と感性が近しいものがあったのかもしれませんね…
物 で 遺していただけると、 物以上に 深いなにかを大切にしようと思えます。
一方で、いつも、何かに承服できない思いもあります。
これは、ぼくの個性でしょう。。
流麗なものに導かれながら ひょうひょうと生きています。とりあえず…