kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

手ぶらじゃ帰らぬ、我が女房・その1

2010年11月12日 | 「食」の彩り
うちのカミさんは、出かけた先から、どう言う訳だかよく頂き物を貰ってくる。
よっぽど“貰い上手”なのか、もうそれは一つの能力と言ってもいいほど。
(まあこれは、カミさんに限らず、世の奥様方は皆そうなのかも知れないけれど・・)

いろんな所から、いろんな物を頂いて来るカミさんだが、
先日、同じパート先の主婦の方から貰って来た物には驚いた。
なんと、長さ50cm程の大きなスリコギ!
下さった方のご主人が、自分の持ち山の山椒の木で作ったものらしい。



「懐かしいでしょう?昔はどこも、こんなスリコギを使ってたから。」と
カミさんは言うのだけれど、僕はこんなスリコギを見たのは初めて・・。
山椒の木で出来ている理由は、擂り鉢で擂るときに、その香りも
一緒にすり込まれるためらしい。
持ってみると、とても軽くて持ちやすい。
スリコギとして必要な適度な硬さなども、
山椒の木が使われる理由なのかも。

早速、擂り鉢を出して胡麻を擂ってみることに。
大きな擂り鉢は、どこか奥に仕舞い込んでしまっているようなので、
仕方なく普段使っている小さな擂り鉢で。

ゴリゴリ、ゴリゴリ、すぐに擂り胡麻の良い香りが!
「あ〜、こんな事こそが、実はタダシイ日本人のタダシイ暮らしの
在り方なんだよな〜!」などと、シミジミとそんな事を思いながら・・。

そして、擂られた胡麻を使ってカミさんが作ってくれた一品は
“鶏肉の胡麻味噌煮込み”。味の方はと言うと文句無しの100点満点!
いえいえ、これは神に誓ってホントのこと。
けして、“ゴマスリ”なんかじゃ有りませぬ。


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