風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

大学生達

2008-04-12 22:56:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
キビ刈りも始まって3ヶ月近くになった。
終わりの日が近づきつつある。

相変わらず、学生の体験キビ刈りがやってくる。
その中でIK君はアルバイトとして入る事になった。
久しぶりの新メンバーだ。
どちらかと言えば親分肌の元気なやつである。
女子大生も3人入れ代わりでやってきた。

これは、昼休みにOG君が、西の浜で半ばナンパみたいに誘ってきた子達だった。

その中で、自分と同じ左利きの子がいて、背も高く大学のサークルの中でもかなりの強者らしかった。ESちゃんとしておこう。
OMさんには困ったもので、この子と自分をくっつけようとした。
ま、別にいいんだけど・・・
もう2人もかなり個性的で、1人は美大生で、スケッチブックに抽象画を描いていた。
もう1人はお嬢さんという感じで、おっとりとしていた。

夜に最南端で軽く飲み会をした。
真っ暗の中、星空を見、波の音を聞きながらの談笑はなかなか趣があってよかった。


ESちゃんが波照間を離れる時に、OMさんの計らいで、
「おい、落下傘(自分のあだ名)。良いキビを切って縛ってその子に渡してやれ。」と言われ、また、自分だけ見送りに行っても良いから、とも言われた。

なぜ自分だけ?
何だか変な気分だったけど、しかし悪い気はしなかったので、言われるままにそうする事にした。

港に行って、その子にキビを渡し、5月にサークルに遊びに行きますよと伝えた。
見送りには体験の子2人も来ていたが、自分とESちゃんと話をしていた時にも仲を誤解してか、邪魔をすまいと離れて見ていた。
ありゃりゃと思ったが、自分はだまっていた。

ESちゃんにとって良き思い出になれば、それはそれでいい事ではないか。

この時は全く意識はなかったが、文通をし、さらに数年後にお付き合いをすることになろうとは、夢にも思わなかった。