アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)
学名:agare americana
科名/属名:リュウゼツラン科 リュウゼツラン属
原産地:メキシコ アメリカ南西部 花言葉:繊細
和名:青の竜舌蘭 別名:センチュリー プランツ アカベ
樹高:Ⅰ~3m 花色:薄い黄色 常緑性多年草本
アオノリュウゼツランは数十年かけて成長した後一度だけ花を咲かせると
枯れてしまうミステりアスな大型植物です。
原産地では10~20年で花が咲くそうですが日本では30~50年かかって
やっと咲くそうです。
※リュウゼツラン科 リュウゼツラン属の熱帯植物で主な原産地はメキシコ
名前にランと付いていますがラン科ではなくアロエ(エルボラン科)でも
サボテン(サボテン科)でもありません。
(花の構造による以前の分類体系ではユリ科とされその後はリュウゼツラン科
そして最新のDNA解析によるAPG体系Ⅲと呼ばれる植物分類体系では
キジカクシ科リュウゼツラン亜科リュウゼツラン属に分類されます。)
リュウゼツランの漢字は「竜舌蘭」
葉の形状が竜の舌の様の見える事から蘭とありますがラン科では無く
葉が平べったく長いのでランと付けたと言う事です。
葉
アオノリュウゼツランの葉は幅が15∼20cm長さⅠ∼2mに育ちます。
肉厚で緑色に棘が生えており先端の棘はより鋭いです。
葉はロゼット状に広がり20∼30枚あります。
※斑が入っていないアオノリュウゼツランは本来リュウゼツランの基本形です。
ラン科でないのに蘭の名前が付いているオリズルランとかクンシランなど
と同じです。
オリズルランもリュウゼツラン科ですのでアオノリュウゼツランとは仲間と言う事になります。
サンセベリア(トラノオ)もキジカクシ科(リュウゼツラン科)に分類されている植物です。
多くの品種があるリュウゼツランの中でテキラリュウゼツランと言うのがあり
この葉を原料にして作る蒸留酒がテキーラです。
メキシコのイメージからテキーラはサボテンが原料かと思っていましたが
実はリュウゼツランだったと言う事です。
↓2021.2.4に撮ったものです。
2021.11.28 散歩で見かけた花