11月4日(月)散歩の花
マユミ(檀)
ニシキギ科 ニシキギ属
北海道∼九州の丘陵から山地の林縁に生える落葉小高木
身近な山里に生え若木の内から花や赤い実を沢山付ける
ピンク色の実が割れると鳥が好む赤い種子が現れ葉も美しく紅葉する
万葉集にはマユミを詠んだ歌が11首ありかなり身近な樹木であった
これはマユミが弓の材料になる事と樹皮から和紙を作った事に
よるものと言われている
名前の由来
古くから弓の材料に使われた事による
古代の弓は枝をそのまま使った丸木矢からとなった説など様々ある
昔マユミの樹皮で和紙を加工したものを檀紙と呼んでいたことか
檀と書く事もまる
花期
5~6月 高さ3~5m 大きいものは15mにもなる
花は小さくて目立たない淡緑色の花をまばらに開く
葉はやや細身の卵形で厚みがあり黄緑色の主脈が目立つ
鋸歯は細かく不ぞろいのミシン目の様な細かいギザギザがある
実
10~12月 薄紅色の果実は四角に膨らみ皮が4つに割れて中から
真っ赤な種子が顔を出す
生け花
実が美しいので花材として人気がある
江戸時代の1661年「替え花伝秘書」には
8月15日に活ける心にマユミを使うと記されている
下書き保存のままになっていましたが掲載する事にしました
2024.11.3 マユミ(檀)
マユミも弓の材料から樹皮で和紙を加工した檀紙まで
色々な使い道があるのを知る事が出来ますね
最近ボケ防止も兼ねて楽しんでいます