花はなのつづり箱

季節に咲く花や日々の暮らしなど、綴っていきたいと思います。

ノシラン(熨斗蘭)

2022-07-10 15:40:27 | 花の名前
ノシラン(熨斗蘭)
    学名:Ophiopogom jabuyran
    科名/属名:ユリ科 ジャノヒゲ属  宿根草
    分布:東海地方以西の本州 九州 南西諸島 韓国
    別名:ジャノヒゲ   花期:8~9月

   8~9月頃に茎を真っすぐに立て紐状の白い小花を沢山咲かせます。
    30∼50cm程の花茎の先に8~15cm程の花を各節に5個付けます。
    全体を見ると沢山の小花が茎に沿って咲いている様に見えます。
   花は扁平で白から薄紫色で下の方に向いて垂れて咲きます。

    葉は根元から生え濃い緑色で線状です。厚みと光沢があり先端が少し
    垂下って湾状になります。
    長さ30~80cmで幅1~1・5cmと細長いのが特徴です。

名前の由来  
    ノシランの漢字は「熨斗蘭」と書きます。
    葉の葉脈が筋張っていて縁起物や進物に添える熨斗に似ている事。
    花が蘭の花に似ている事から付けられたと言われています。
    また花の茎がきしめんの様に扁平で「麺棒でのしたような形」に
    見える事から名付けられたという説もあります。

  別名:ジャノヒゲ
   ノシランの属名「Ophiopgom」はギリシャ語の「ophio(蛇)」
   pogon(髭)が語源となっており湾曲した葉が密集している様子が
   蛇の髭に見えジャノヒゲと呼ばれるようになりました。

 ※ノシランの学名にある「jaburan」とは日本名のヤブランを示しますが
   ノシランとよく似ている別の花になります。

                          BOTANICAから


              7月5日赤城神社で見たノシラン(熨斗蘭)

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