シオデ（牛尾菜）

シオデ（牛尾菜）　　鹿田山フットパスで見た野草

学名：Smiax ripria   

科名/属名：サルトリイバラ科　シオデ属

草丈：60~100㎝　　蔓性　多年草　　　花期：7~8月

分布：在来種　北海道　四国　九州　朝鮮　フィリピン

若葉は美味しい山菜として良く知られています（山のグリンアスパラガス）

茎は綾があり蔓状に長く伸び托葉が変化した巻き髭で他の物に絡み付く

葉は長さ1・5~15㎝　幅2・5~3・5cmの卵状長楕円形

先は尖り基部に浅い心形~切型3~7の平行脈がある。

葉柄は長さ1~2・5cm　不規則に切れ込む狭い翼がある。

雌雄異株。葉脈の球形の散形　花序に小さい花を沢山付ける。

花は淡黄緑色。花被片が6個付く。花被片は強く反り返り垂下って付き

雄花は長さ4∼5mm細く釣り針状に曲がる。花柱は3個。

果実は直径7~9mm球形の液果。種子は1~4個入り黒く熟し光沢がある。

和名の由来はアイヌの人は食べられる植物に名前を付けると言い

シオデを「シュウオンデ」と呼び転訛してシオデの名になったという説。

またシオデの別名に「シオデカズラ」がありシオデがものに絡まる様子を

馬の鞍の（しおで）（四緒手/しおで）結びからシオデの名になったという説。

※シオデは古くから山のグリーンアスパラガスと呼ばれ山菜の中でも

　　くせがなく味が良いとして親しまれています。

※秋田民謡で「ひでこ節」はシオデと言う山菜を歌い上げた

　珍しい民謡として知られていると言います。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山野草図鑑ー山野妖精花譜よ

 

　　シオデの記事が下書きのまま掲載されてしまい改めて更新しました。

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　　　リアクションを頂きましたが消去されてしまい

　　　　　　　　　　　　申し訳ございませんでしたm(__)m