あの日から一ヶ月
長いような、あっという間だったような……
「あっという間」
そう感じるのは避難所生活していないからかもしれない
被災者のわりには、恵まれた生活をしてきました
我が家は床上浸水だったけど、押し寄せる津波は直接目撃はしなかったから兄と弟に津波に対するトラウマは見られない
食べ物も家に残った物や配給、友人からの支援物資で絶えなかった
家具は、半分ほど廃棄
家電も生き残ったのはテレビ1台と洗濯機、パソコンに電話……くらいかな
衣類に関しては、洗濯を繰り返し使える物はそのまま使おうと思います
一番の被害は車
我が家は2台とも×
セレナは自宅前にて水没
近くにスーパーが無いので買い物が出来ません
近所の人に言わせると、震災直後は道路が『中国』のようだった!…と(笑)
自衛隊、警察、緊急支援車両以外はほとんどの人が自転車でしたから
町は急速に復旧してるけど、一歩沿岸部に入るとまだまだ不明者の捜索中
そして、発見が繰り返されている……今だに
もう身元の判別は難しいらしい、損傷が激しくて
亡くなった方には申し訳ないけど、亡くなっても見つかって家族の元に帰れればそれは“幸せな事”だと思う
うちは叔父と従姉妹の旦那がまだ「不明中」
家が河口付近なので引き波にもってかれた可能性大
自衛隊にみんな綺麗に片付けてもらう前に、母も実家の周辺を捜索に行きたい
何か見つかればうれしい……けど……確率0に等しく
諦めが悪いですかね
今年の春は、寒いです