新聞を読んで

いろんな、新聞を読んで感じたことを書いて見たいと思います。

松下幸之助[一日一話]

2013-01-28 06:58:53 | 日記
1月28日
衣食足りて礼節を知る

 「衣食足りて礼節を知る」という言葉がある。これは今から二千年以上も昔の中国で言われたものだというが、今日なお広く使われているということは、そこに人間としての一つの真理があるからのように思える。

 ところが、今日のわが国については、「衣食足りて礼節を知る」どころか「衣食足りて礼節ますます乱る」と言わざるをえないことが多い。これはまさに異常な姿である。われわれはいま、この世の中を正常な姿に戻して社会の繁栄、人びとの幸福を生みだしていく必要がある。そのためには、まず自己中心のものの考え方、行動をみずから反省し、戒めあっていくことが肝要だと思う。

今日は何の日

2013-01-28 06:57:40 | 日記
1月28日は宇宙からの警告の日

2004(平成16)年に発行された『衝撃のスペースシャトル事故調査報告―NASAは組織文化を変えられるか― 中災防新書 018』(澤岡昭著、中央労働災害防止協会)の「宇宙開発年表」に「1986 アメリカ、スペースシャトル第25回飛行(チャレンジャー号)失敗、7飛行士死亡(1月28日)」とある。これにちなむとのこと。

1986年は昭和61年にあたる。スペースシャトルによる宇宙への旅は昨年まで30年もの間続き、最後は無事に幕を閉じた。その様子をまとめたヒストリーチャンネルの『スペースシャトル 最後のフライト―アトランティス号打ち上げの全記録~宇宙開発の未来―』でも、「忘れられない記憶」としてこの事故が映像とともにふり返られた。またVTRに登場した宇宙飛行士の若田光一は、事故について「有人宇宙飛行のむずかしさを教えてくれた」と語った。それほどまでに重大なものだったわけだから、スペースシャトルのあとを担うNASAのオリオンが宇宙に飛び立って活躍するようになってからも、同じく「忘れられない記憶」として、宇宙開発の歴史のできごととしてふり返られるだろう。もちろんふり返られるだけでなく、オリオンやさらには日本から有人宇宙飛行ができるようになったときにも、このような事故が絶対に起こらないようにと願いたい。

1月28日生まれの有名人
1942年 福留功男 アナウンサー
1949年 市村正親 俳優
1952年 三浦友和 俳優
1955年 ニコラ・サルコジ 政治家
1972年 新庄剛志 野球選手・タレント
1976年 高橋茂雄(サバンナ) タレント
1979年 川畑要(CHEMISTRY) 歌手
1980年 遠藤保仁 サッカー選手
1981年 イライジャ・ウッド 俳優
1985年 宮間あや サッカー選手

松下幸之助[一日一話]

2013-01-27 06:21:43 | 日記
1月27日
過当競争は罪悪

 お互いに適正な競争はやりつつも、過当競争はいわば罪悪として、これを排除しなくてはなりません。特に資本力の大きな大企業、業界のリーダー的な企業ほど、そのことを自戒しなくてはいけない。小さな企業が少々過当競争的なことをしても、リーダー的な企業が毅然として正しい競争に徹したならば、業界はそう混乱しないでしょう。しかし、もしリーダー的な企業が率先して過当競争を始めたのでは、あたかも世界大戦のごとき大混乱をもたらして業界をいちじるしく疲弊させ、その信用を大きく失墜させることにもなります。企業が大きければ大きいほど、業界の健全な発展に対する責任もまた大きいと言えましょう。