3,4年前、上高地に行った時です。河童橋より少し下流の右岸に、赤く愛らしい実を付けた木がありました。
この愛らしい木は一体何だろう、と帰ってから調べてみるとマユミとわかりました。
実の容姿と名前がぴったりマッチしていて、とても印象深く心に残りました。
そして昨年、園芸店で良く似たものを見つけ、マユミとばかり早速購入しました。
あの時の可愛いマユミが再び見られると思ったのですが、少し雰囲気が違います。
長い柄の先の実が蒴果して中の種子が覗いている様子はマユミと同じですが、こちらはツリバナという木でした。
共通点は両者共にニシキギ科ということです。
少しがっかりしましたが、マユミとは縁が無かったのですね。
ツリバナを見て、あの可愛かったマユミを思い出すことにしましょう。