知多四国霊場は、江戸時代(1809年)に知多市古見の妙楽寺亮山阿闍梨が弘法大使の夢のお告げを受けて霊場開創を発願し、様々な協力者を得て16年後に開かれました。
知多半島をぐるりと一周する巡礼の旅です。
昨年11月23日、3度目の巡礼をしました。
今回最初は87番札所、大高の長寿寺です。
二つ目は大府市、88番円通寺
円通寺、大師堂
大府市、5番地蔵寺
東海市、84番玄にゅう寺
玄にゅう寺、山門の四天王像
東海市、85番清水寺(せいすいじ)
細い道を入って行った所にある、素朴で小さく、ひなびた雰囲気の親しみやすいお寺でした。
お堂の前に、蓮の鉢がたくさん並んでいました。
東海市、86番観音寺
風が吹き抜けるような小高い丘陵地にありました。
檜一木造りの聖観音菩薩
大樟(おおくす)
東海市、83番弥勒寺
奥深いところにある本堂の前に立つと、人けの無さと少し荒寥した佇まいに身震いを覚えました。
東海市、82番観福寺
この日は8寺を回りました。
88寺中、今までの2回と今回を含め27寺を回ったことになります。
まだまだ時間がかかりそうです。
古寺巡礼はご利益を求める為だけのものでは無く、長い年月に渡り世の中を見てきた巨樹と同じように長い歴史を秘めています。その成り立ちから今日までの悠久の時間に思いを馳せながら、それに基いた新しい発見に心躍ります。