7月半ば、我が家の隣にある空き地の草が綺麗に刈り取られました。その際、敷地の真ん中に、たった1本のタカサゴユリが刈り取られずに残っていました。
花の季節は過ぎ、今はそのタカサゴユリに大きな種袋が見られます。
やがて種が袋から飛び出し、あちこちに子孫を増やすことでしょう。
今朝、そのタカサゴユリの足元に、深紅の小さな花が一輪咲いているのに気が付きました。
花の大きさは2センチくらい。ルコウソウです。ルコウソウはあちこちで見かけますが、この空き地で見たのは初めてです。
タカサゴユリは、かつてここに住んでいたお爺さんのシンボル的な存在と思っていました。
深紅のルコウソウが、お彼岸の今日、エノコログサと共にお爺さんの周りを囲んで昔話をしているように見えます。