外出から帰り、門を一歩入ると、いつもと違った香りがします。
モッコウバラの香りとは違うこの甘い香りは?とあたりを見渡すと、エゴノキに白い花が咲き始めています。
香りの正体はこのエゴノキでした。
今まで、エゴノキの香りに気が付いたことはありませんでした。
毎年毎年、この時期に花を咲かせ、もう5,6年にもなるのに一度も香りに気が付いたことが無かったのです。
加齢は嗅覚を鈍らせるものと思っていましたが、そうばかりでもないようです。
加齢により、ますます五感が鋭敏になってくることがあるのですね。