7月7日に行ってきていたのですが、今さらですがアップ。
ミケランジェロの作品は、2点もきています!
2点しか.…と最初は誰もが思うのですが…ワタシも当然そう思いました。
しかしながら、よくよく考えてください~
ミケランジェロの彫刻作品は数少なく現在世界に約40点くらい。
かつ、作品は建築物と言っても過言ではないくらい大きいものが多く、移動はできません( ̄▽ ̄;)
今回『ダヴィデ=アポロ』と『若き洗礼者ヨハネ』が来日。
↑右が『ダヴィデ=アポロ』。左手が『若き洗礼者ヨハネ』。
前者はダヴィデなのかアポロなのかわからない作品。
というのも中途半端で終わることが多いミケランジェロ、こちらも中途半端で他のお仕事に行ってしまいました( ̄▽ ̄;)
それが自らを彫刻家と呼んだけど、画家として記憶されるほど素晴らしい作品になるバチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の最後の審判。
ローマ教皇ユリウス二世に命じられたら行かないわけに行かず( ̄▽ ̄;)
そんなわけでローマに行ってしまい、そのまま亡くなってしまったために未完成品となっています。
背負っているのが、投石器なのか矢筒なのか…曖昧なかたちなのでダヴィデなのかアポロなのかわからない…
美術のミステリーのひとつですね。
後者は未完成ではないけど、ミケランジェロの作品としては40%らしい。
というのも、こちらはスペイン内線でバラバラに破壊されてしまったのです。
人間がやることの最低な行為がここに…
そのバラバラは集められていたのですが、最近になってイタリアが修復に力をいれ、14の石片で復元。
これから石片が見つかることも考えて、接着する材料もそういうことを考えてつかわれているそうです。
破壊されて復元されたことを知らなかったので、ポスターやチラシを見て、ブラック・ジャックのように継ぎ接ぎされているなら.…
なんだか怖いなぁ、と思ってました( ̄▽ ̄;)
勉強しないと事実は見えませんね。
↑こちらはチラシから拝借。
緑色が復元部分。ミケランジェロではないです(^_^;)
ミケランジェロ展、久しぶりにゆっくりと観覧出来た美術展でした。
というのも、人が少ない……
大丈夫かな、お金.…( ̄▽ ̄;)
やっぱり作品数が二点、しかも完成品ではないからなのかな。。
写真撮影な作品があり、それは『ラオコーン』です。
息子二人が蛇に襲われたので助けにきたけど蛇に殺られてるシーンです。
なかなかに迫力があります。
パシャリパシャリしてきたので全部アップしちゃいます。
ミケランジェロの後、常設展も見てきました。
最近、行くたびに作品の場所が変わる。。
新しく購入した作品をパシャリパシャリしてきました。
こちらはワタシが好きな作品。
ミケランジェロ展と常設展で脚が疲れました( ̄▽ ̄;)