11月19日、日本環境教育機構の環境セミナー&講演会に参加してきました。

登壇者は田原総一朗さん。
特別講演「時代をよむ」〜持続可能な社会とは?〜と題してのお話しでした。
場所は外苑前の東京ウィメンズプラザ ホールでした。

やはり朝まで生討論を彷彿させる勢いや気迫は感じました。
言いたいことがたくさんあり、はっきりとした言い方も今のお茶の間コメンテーターとは違います。
お話しは色々とある、というかたくさん飛んだお話ししてました。
スタートは今話題の外国人労働者の件。
出入国法改正について。
日本で働くことについて、外国人をどういう待遇にしていくのかがはっきりしていないから、こんな状況らしい。
外国人の基本的人権をどうするかー
曖昧だから、技能実習生の低賃金問題や社会保障制度の悪用などが問題になってしまうのです。
法務省は現場はわからない、経産省や厚生労働省が担当すべき省庁らしい。
政治家にわかっている人がいないから、こんなぐちゃぐちゃになっているらしい…
今は人手不足、5年後は145万人足りないらしい。
が、7年、8年後には人が余るらしく…
だから今必要な外国人、だけど……
日本人もいらなくなる世の中が近い…
人口知能が世の中を変え、農業も今は人手不足だが、農業が自動化されることで解消されるらしい。
自動化に反対しているのが農協。
ワタシも以前から疑問の農協。
中抜きしての商売はもう成り立たないないけど、やはり組織は守られるのか、農協の行方はみてみたいところ。
こーゆーのが余計に、外国人労働者問題を複雑化させているらしい。
トランプさんの政治についても言及。
外国人労働者問題が、移民問題でのEUの話にも及びました。
アメリカは第二次世界大戦後、世界中の犠牲になってきた。
これからはアメリカはアメリカのことしか考えないというのがトランプさんの主張で、そんな意見に隠れトランプがたくさんいたから、トランプさんが大統領になったらしい。
イギリスがEUを離脱したのも移民を受け入れたくないから。
イギリス人の仕事がなくなるから。
ドイツのメルケルさんが失脚したのも移民を受け入れることに賛成したから。
ドイツ人の仕事がなくなるから。
オックスフォードと野村総研の共同研究で仕事が49パーセントなくなる、とか。
また他の調査では2046年には人類の仕事の90パーセントがなくなるらしい。
ヨーロッパではベーシックインカムも研究されているとか…
企業で大きな仕事をやった人は常務止まり。
人口減少でキツイのは地方自治体。
地方は環境、自然、おもてなしが武器になる。
気温の話、海水上昇、CO2、パリ協定、2030年な原発30基、小泉純一郎さんの原発反対の話、使用済核燃料、日本人は権威と権力を分けたがるなどなど…
色々な話がポッポッポッポと展開され、ジェットコースターでした(笑)
質疑応答の時間もあり、いくつかやりとりがありました。
田原さん、耳が悪いのでしょうね。
お年的に当然です。
聞き取りがよろしくないことなどもあり、なんだかわかりづらい話になっておりました。
質疑応答はなくても良かったかも。