報告が少し遅くなってしまいましたが、2020年8月1日(土)に続けて行った、8月8日(土)も綱島公園で「真夏の夜の自然探検」の報告です。
前回8月1日に参加くださった方がまた来てくださったり、今回初めて参加くださった方もいらっしゃり、10名ほど集まりました。
今回は何匹もセミが脱皮していたり、脱皮しようと幼虫が歩いている場面に遭遇しましたし、ゴミムシの仲間やゴミムシダマシの仲間、前回見られたカマドウマも見られました。
綱島公園の周辺は住宅密集地で駅の周りは再開発も行われていますが、普通このような周辺環境では見られないような昆虫たちが生息していることがわかってきました。それは一定の広さの森林があって急斜面で立ち入るのが難しかったり、柵が張り巡らされて入れないようになっているからだと思います。それでも何組もの親子がカブトムシやクワガタを採集しに来るのを見ていると、こうした生きものたちがいなくなっていってしまうのではないかと心配になります。
私たちはこうした自然とふれあうことで楽しみ、何年先も楽しんでいけるように、その自然を大切にしていきたいものです。
これでで今年の「真夏の夜の自然探検」は終わりますが、来年に向けた下見や資料作成のための自然観察を単独で行なっています。データが少し集まってきたら、こちらで公開しようと考えています。(なかなか集まらず時間がかかっています)
綱島公園での次回の活動は、10月に「どんぐりの自然観察」を行なう予定でいます。綱島公園にも何種類かドングリの木が生育していますが、それらを観察していきながら、秋の野草なども見ていこうと計画中です。周辺の他の公園などでも見られる、綱島公園にはないドングリも紹介します。