三木奎吾の住宅探訪記

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。

【管理が困難な「Apple ID」問題 う〜む】

2020-11-17 05:40:01 | 日記

全国の、いや全世界のMacユーザーのみなさん、お元気ですか?
あ、Win使いのみなさんも(笑)。
わたしが長年、困っていたことがありまして、日曜日に家にい続けたので、
ようやくAppleの相談電話窓口に問い合わせをすることができました。
普段は、「ありゃりゃ」とは思っても、問題を回避し先送りしていたのです。
問題点とは「Apple ID」についてであります。
Macユーザーのみなさんにはお馴染みのAppleのユーザー管理システム。
Winに似たようなものはあるのかどうか、不勉強で知らない。
Macパソコンを新規導入すると、あるいは初期化してOSインストールすると、
必ずシステムの方から問いかけてくるのがこれ。
「Apple IDを入力してください、お持ちでない場合は新規登録してください」
白状するとわたし自身もApple IDは4-5個持っている(泣)、もういらない・・。
登録内容の記憶がメンドイのでつい新しく作ってしまったりしていたのです。

パソコンという性質上、個人ユーザーを想定して
その「管理」をメーカー側として確保するための手段、ルートとして運営されている。
ただOS自体のインストールとか、更新についてはこのApple IDは紐付いていない。
なので、根底的な問題を惹起したりすることはない。
また、多くのソフトウエアは各メーカーごとに管理されているので
Apple IDとはまったく無関係。なので業務上は大きな問題は出ない。
しかし、Macオリジナルのソフトウエア、Pagesなどについては
これが紐付けられているので、それらを使うと頻繁に「最新版にアップデート」という
「親切な案内」が繰り返し発信されてくる。
ここでうっかりアップデートと答えると、Apple ID地獄(笑)が始まる。
当社ではMacパソコンを40-50台程度使用している。
で、各自でOSインストールなども頻繁に行われるのですね。
いちいちApple IDの管理など、考えは及ばない。
結果はたくさんのApple IDの魑魅魍魎とした森が形成される。
スタッフの交代とか、退社などで使用者は当然のように変化する。
そのMacを管理するときApple IDがMac個体に複数記憶されていることになる。
IDとパスワードについては伝達事項で管理しているとしても、
いざそのApple IDを消去させたりしようとすると、
「届け出られた電話(スマホ)に暗証番号を送信しました」という案内が出てきて
今度は、各個人がその時点で登録した電話番号を照合する必要に迫られる・・・。
ご推測の通り、スマホの電話番号まで管理はできていない。
っていうか、そのインストール時点でどういう番号を入力するかは
個人に任せている領域なので、情報を持っていないのですね。
会社貸与のスマホ電話であるとは限らない。個人番号ならばお手上げ。
したがって、そこで追跡は不可能になってしまう。

「こういう問題の回避方法を教えて欲しい」というのがAppleへの問い合わせ。
結果を先に言えば「その通りですね。う〜む」という答え(泣)。
「ひとつの回避方法としてはソフトをいったん消去して、再度インストールされれば」
という提案がありましたが、そのソフトの「環境設定事項」まで削除するのは、
UNIXベースでありいかにもメンドイ作業で、トラブルも惹起しそうなことは確実。
ただ、こういった問題についてAppleでも認識してくれたというのがせめてもの救い。
Macは使いやすくて最近はシステムも非常に安定しているし、
このことで即どうこうもあり得ないので、メーカーさんの対応を待ちたい。
Apple IDという名詞、これでもかと多発してしまった、申し訳ありません(笑)。
アメリカ資本主義、信頼して忍耐するしかない・・・。


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