渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

万葉公園から矢倉岳山頂を望む

2006-09-30 | Weblog
平成18年9月17日 矢倉岳登山

集合場所の新松田駅前はいつもと様子が異なっていた。自然教室行きのバス乗り場はいつも込んでいるのだが なぜか今日は 地蔵堂行きのバス乗り場が込んでいたのだ。岩佐夫妻の到着を待っている間に あっという間に大勢の行列ができていた。先着メンバーには先に乗車してもらった。そして岩佐夫妻がやって来た。なんとかこの 地蔵堂行き08:25のバスに乗れるだろうと思ったが、乗りきれなかった。部活らしき高校生の集団と、秦野市歩こう会(おそろいの黄色のタオル持参)の集団がたまたま 一緒になってしまったのが原因だった。岩佐夫妻と私の3人は 次の08:38発の関本行きに乗って先行グループを追う。
このバスも超満員。08:48農林高校前で高校生の集団が、08:56足柄高校前で歩こう会の集団が下車してバスは うそのようにスカスカ状態となった。このバスは地蔵堂まで行かない。終点関本09:05着。バス代330円。先行グループを追いかけるべく、岩佐夫妻が奮発、タクシーにて09:07関本発。09:14矢倉沢バス停着 1700円。ここで合流。
ちょっとしたハプニングを乗り越えて 09:21矢倉沢バス停より歩行開始。内川をまたいですぐ突き当たりの 民家の壁に書かれた矢印を道案内に 田園風景の中を歩く。緑の中にあって彼岸花の赤が色鮮やかだった。以前と同じコースを歩いているのだが 全く過去がよみがえってこない。これでは初めてと同じだ。急勾配の舗装された農道を進み高度をどんどん稼ぐ。10:00山中に入る手前で小休止。先ほどからやぶ蚊がうるさい。虫除けスプレーを使用。10:17大きな水道タンクの横を通過。ジグザグと高度を上げる。山中は、ホトトギス、キリンソウ、など 地味な花しか見あたらなかった。われわれの他には 誰もいないのではと思うくらい静かな中 歩を進める。11:16 向こうから一人下ってきた。
あと頂までどれくらいかと尋ねた。すると 30分、そして少し間をおいて、40分くらいと答えてくれた。予想ではあと10分もがんばれば山頂とふんでいたので がっかりした。
12:00丁度に頂に立った。盛りをとうに過ぎたアジサイはそれなりに美しくわれわれを迎えてくれた。一面カヤトの世界だった。ススキがこれを囲んで風情よし。ランチタイムとした。本日の天気予報は 曇りのち雨とあっては 目の間にあるはずの富士山がみえなくとも雨が降らないだけましと思っていたところへ 12:30遠慮なく雨粒が落ちてきた。
あわてて各自雨対策をして 12:40下山開始。むきだしの土が雨でてかてか光る急降下の
登山道におそるおそる足を下ろす。富士山を正面に見ながらの下りは実に気分のいいものだ とガイド本にはあったが、本日は残念ながら 目線の先は足元だけである。それでも少しすると雨脚は弱くなりほっとする。雨に打たれてひときわ色鮮やかな トリカブトを何箇所かで目にした。12:55 アケビのようなかたちの 赤い実をつけた不気味な物体を発見。触るのも怖いくらいだったので ストックでつついてみたが 赤色の実は固そうだった。
はじめて見た事だけは間違いない。いったいなんだったのだろう。さっそく 帰宅して調べてみた。ネットはこういうときに便利だ。
土木通(つちあけび): 葉緑素をもたない腐生ラン、夏に黄褐色の花を多数総花状に開く。花を見ればラン科の植物と納得するが 茎も実も赤。 グロテスクとはいえないまでも毒々しい色と形にギョッとする と書いてあったが そのとおりだ。
清水越を少し過ぎたあたりで 子供たちの集団がやって来た。13:09先に行ってもらう。足元ばかり見て歩いてきたが 見上げるとその頭を雲の中に隠した矢倉岳が大きかった。
万葉公園まで下ってきたところで 道がわからなくなってしまった。仕方ないので 車道を下っていくことにした。下っていくうちに 足柄古道が車道にからんで続いていることがわかった。地蔵堂にたどり着いたのは 15:10。 バスにてここより 再び新松田駅へもどるわけだが われわれの 乗った15:30のバスは関本どまり。次のバスにすればよかった。余分な乗換えと、費用がかからなかったのだが あとのまつり。16:24新松田駅発そして 鶴巻温泉駅にて下車。駅前の弘法の里湯に入ったのは17:00ごろ。最近は"ゆたか"の利用が続いていたので 弘法の里湯は久しぶりだった。18:00ごろ 立ち寄り湯を出発。
反省会をすべく 本厚木駅へ。以前に利用した 十和田の向かいの店 花の木は残念なら開いてなく今回は庄やを 会場とした。18:30反省会は大いに盛り上がったが その様子についてはこの作文の中においては省略します。
21:00反省終了。楽しい一日であったことを 感謝。

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