風の声

想いつくまま

悪あがきも時間の問題

2020年11月11日 | 日記
投開票から1週間が過ぎたアメリカ。

自分が勝者だと敗北を認めないトランプ。報道官らも「選挙は終わっていない」を繰り返している。ボスのトランプに従う身として仕方ないのは分からないでもない。だが、「2期目のトランプ政権に向けた円滑な移行があるだろう」という国務長官の発言にはあきれた。

その一方で法廷は、トランプが行った訴えをジョージアやミシガン州の裁判所が棄却した。専門家らの見方は、トランプの法廷闘争で選挙結果が覆る可能性はないという。

それに何より、当確報道後の世論調査では79%の国民がバイデン勝利を認め、トランプ勝利と答えたのは3%だったようだ。また、全体の72%が「敗者は敗北を認めるべきだ」と答えたというから、民意はトランプから離れていっているようだ。
G7などの各国首脳もバイデンに祝辞を送り、電話会談も行われている。

悪あがきするトランプの抵抗も、冷静に選挙結果を尊重する民意や国際的な流れの前に時間の問題になってきた。

選挙後はノーサイド、敗者が勝者にエールをおくり選挙戦が終わるアメリカ。分断から結束へ、そして再び世界の民主主義のリーダーと手本にアメリカがなることを国際社会は望んでいる。


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