風の声

想いつくまま

我慢とGoToどっちが本当

2020年11月21日 | 日記
感染の拡大が止まらない。

菅総理がやっとGoToの見直しに言及したようだが具体は示さなかった。自身がGoToを主導してきただけに「止めたくない」という妙な執着心と意固地さが透けて見えてくる。国民の命を守る最高指揮官としての素養が問われだした。

「我慢の3連休」なのか「GoToで遊びなさい」なのか、どっちが本当なのか?国民が困惑するのが当たり前だろう。そんなバカげたことを続ける政治の迷走と無責任さに辟易する。

それに、そもそもが間違っている。GoToは感染が終息してから行うとして予算されたもの。今の状況で実行し続けていることがあり得ない。

9割の国民はその時々の状況を見て自己規制し、まじめに対応してきた。政府の対応が優れていて日本の感染を抑え込んできたのではない。国民の賢さと生真面目さで凌いできたのだ。
だが、そのまじめな人たちは、国の借金だけを背負わされ税金の恩恵は受けない。それなのに無警戒に旅を楽しむ層だけが税金を使って遊ぶ。あえて正直者が損をするように政府が仕組むのは納得できない。

血税を使って感染リスクを高める旅や飲み食いを、この状況下で奨励し続けるのは、おかしい。

”愚かな大将 敵より怖い”そんな諺が聞こえてくる。



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