風の声

想いつくまま

桜をみる会前夜の安倍懇親会に捜査のメス

2020年11月23日 | 日記
やっぱり疑惑は本当だった。

安倍前総理が桜をみる会へ自分の後援会員を招待し、その前夜に高級ホテルで開いた懇親会の「参加費」をめぐる疑惑。モリ・カケ・サクラ・ケンジと呼ばれた一連の疑惑のひとつだ。

500名からの弁護士が告発していたこの疑惑で、東京地検が安倍の公設秘書に事情聴取していた。

問題となった参加費は5000円しか取っていなかった。このホテルの相場からはあり得ない半値以下の料金だったことから、当時、国会で疑惑として何度も追求されている。
この時、安倍は「後援会からは一切支出していない」と繰り返し答弁した。

だが、今日のNHKのニュースによると、東京地検はホテル側の明細や領収書を確認しており、5000円の参加費の不足分800万円が安倍側から支払われていたようだ。この懇親会は7年続いていることからも寄付や買収を禁じた公選法違反となる。

これが事実だと、明らかな公選法違反で議員資格にも関わってくる。

桜をみる会には反社関係者も招待していたことも問題になった。招待名簿の提出を国会で求められたら、その当日の午後、すべて処分されていた。また、データのバックアップも出来ないと逃げ、悪質な疑惑隠しも問題となっていた。

今になって考えてみると、とんでもない騒動となったあの黒川検事の定年延長疑惑は、「検察トップに安倍に近い人物を置き、桜をみる会疑惑をもみ消すため」という見方が当時あったが、当たっていたのかもしれない。

いずれにしても、安倍の総理としての国会答弁はウソだったことになる。それに何よりも公選法違反として法の追及からは逃れられない。

疑惑へどれだけ正義のメスが入るのか検察の真価が問われる。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする