風の声

想いつくまま

前言を翻しブレて右往左往

2021年09月10日 | 日記

ほんと、腑抜けで度胸も信念もない。

早々と総裁選へ立候補を表明していた岸田。菅総理との一騎打ちとよんで戦略を立てていた。

二階幹事長を攻め立て、菅総理が幹事長交代を表明するまでになった。安倍のアキレス腱であるモリカケサクラについても、「国民への説明は必要だ」と政治度量を示していた。

これまでにない力強さに岸田の支持率は一気に高まる。

だが、狙い通りの躍進はここまでだった。安倍麻生に見放され万策尽きた菅総理が、急に政権を投げ出し「辞任」を表明したからだ。

これで、岸田の戦略が破綻する。そこから右往左往が始まり、安倍に許しを請う破目になった。慌てて前言を翻しモリトモ事件の「再調査はやらない」と言い出した。

女系天皇について「反対」だと言い出したのも、高市支持に動こうとする安倍へ媚びるため。

この程度のことで右往左往し、信念を捨ててブレてしまうようでは国の舵取りなど担えるはずがない。

影の薄さが弱味だった岸田。その線の細さを露呈する腑抜けぶりが、哀れさを漂わせる。

これまで、何度も安倍に煮え湯を飲まされたのにまだ懲りない。いい加減に自立して自分のふんどしで闘えよ。

地元、広島からは「またか・・」と落胆のため息がもれる。

 


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