風の声

想いつくまま

忖度の総裁選に興味も失せる

2021年09月12日 | 日記

安倍菅政治からの脱却はできそうもない。

25年前の小選挙区制からパワーバランスが偏ってきた日本政治。ひとつの選挙区に公認候補が1人になったことで、公認をもらうためにトップの顔色ばかり見て、物言わぬ政治家ばかりになってしまった。おもしろみのない小粒な政治家ばかりに。

それが如実に表れたのが安倍政権の忖度政治。党内の自浄機能が働かないどころか、トップの疑惑を党と政府ぐるみで隠ぺいしウソでもみ消した。そんな説明しない政治が常態化した。

「不都合なことはウソでごまかし説明はしない政治」それをすべて受け継ぐと公言して誕生したのが菅政権だった。

パンデミックの最中に政権を投げ出した安倍の尻拭いを請け負ったのが菅総理ということ。しかも説明しない政治手法もそのまま受け継いで。

パンデミックで不安がつのる国民にとって、説明をしない政治は不安を増幅させ、最悪だった。

そんな安倍菅政治の失敗をしっかり見てきたのに、総裁選の候補者らは、相も変わらず安倍のご機嫌伺をして安部詣でを繰り返す。

煮え湯を飲まされても安倍へ忖度する岸田。安倍の右傾化した政治をそのまま受け継ぐとはしゃぐ高市。新たな方向を打ち出そうとする気概は何もない。

ズバズバと物を言うのかなと思っていた河野も安倍に忖度し持論まで封じる始末。派閥ばかり見て国民の側へ向こうとしない姿勢は期待外れ。

安倍菅の忖度政治との決別が総裁選の意義なのに、このままでは選挙用の顔のすえかえだけの総裁選になりそうで興味は失せてしまう。

一国のトップを決める選挙らしく、もっと迫力と気概を見せてくれ。


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「9・11」あの日から20年

2021年09月11日 | 日記

研修会に参加した旅先での夜。

飲み会を済ませてホテルに帰ると、TVにライブ映像が映し出されていた。

煙を上げるアメリカのワールドトレードセンタービル。キャスターの喋りとテロップでアメリカで同時に数か所でテロが生起したことを知る。

TVニュースに釘付けになる。繰り返し流れる旅客機がタワーに衝突するシーンや、サウスタワーとノースタワーが白煙をはきながら崩落する。その衝撃に胸を痛めた。ビジネスホテルの一室で長い夜を過ごしたことを鮮明に覚えている。

テロの犠牲者は2,977人。日本人も24人が命を奪われた。

「9・11」あの日から20年が過ぎた。

アメリカはテロの首謀者アルカイダの温床となっていたアフガンへ侵攻。それからアメリカのアフガンにおける対テロ戦争は20年間も続いてきた。

アメリカは対テロ戦争で何を得、内を失ったのだろうか。

この20年間でアフガンでの戦死者は2,500人、負傷者も2万人を超えている。費やされた戦費は220兆円という膨大な額だ。それはフィンランドやインドネシアの国家予算の20年分という、とんでもない巨額だ。

また、米ブラウン大の研究チームによると、米国が9・11からの20年間に費やした、対テロ戦争費用は約880兆円だとしている。戦争によって亡くなった人は90万人に達するという。

この戦争費用は、米が国外での作戦にかけた費用と、2050年までにかかる退役軍人の療養費なども計算されている。戦死者は米兵が7,052人。敵対した兵士が30万人。市民が36万~38万人だという。

だが、これでも戦費は部分的な費用にすぎず、もっと多い戦費がかかっているという。

20年の節目を機にバイデン大統領はアフガンからの撤退を決断した。その決断の大きな背景には、7,000人を超える若い兵士の犠牲、880兆円という巨額の損失が国家を苦しめているということがある。

8月末の米軍の撤退が近づくと、一夜にしてタリバンが政府軍を蹴散らかし国を制圧してしまった。多くの命の犠牲と220兆円にも及ぶ巨額をかけて民主主義を根付かせようとしたが、その犠牲と巨額戦費の対効果は虚しい限りだ。

ベトナム戦争の幕引きを彷彿させたアフガンからの米軍の撤退。アメリカが負った痛手は大きい。これからのアメリカの対テロ戦争や対外政策に大きな影響を与えることは間違いない。

日本も8,000億円もの金を費やしてきたが、現地におけるその効果は見えない。

「9・11」犠牲者の冥福と世界平和を祈る。

 

 


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前言を翻しブレて右往左往

2021年09月10日 | 日記

ほんと、腑抜けで度胸も信念もない。

早々と総裁選へ立候補を表明していた岸田。菅総理との一騎打ちとよんで戦略を立てていた。

二階幹事長を攻め立て、菅総理が幹事長交代を表明するまでになった。安倍のアキレス腱であるモリカケサクラについても、「国民への説明は必要だ」と政治度量を示していた。

これまでにない力強さに岸田の支持率は一気に高まる。

だが、狙い通りの躍進はここまでだった。安倍麻生に見放され万策尽きた菅総理が、急に政権を投げ出し「辞任」を表明したからだ。

これで、岸田の戦略が破綻する。そこから右往左往が始まり、安倍に許しを請う破目になった。慌てて前言を翻しモリトモ事件の「再調査はやらない」と言い出した。

女系天皇について「反対」だと言い出したのも、高市支持に動こうとする安倍へ媚びるため。

この程度のことで右往左往し、信念を捨ててブレてしまうようでは国の舵取りなど担えるはずがない。

影の薄さが弱味だった岸田。その線の細さを露呈する腑抜けぶりが、哀れさを漂わせる。

これまで、何度も安倍に煮え湯を飲まされたのにまだ懲りない。いい加減に自立して自分のふんどしで闘えよ。

地元、広島からは「またか・・」と落胆のため息がもれる。

 


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オリジナルのメダカにびっくり

2021年09月09日 | 日記

通りすがりの道の駅。なにか旬の物でもと寄ってみた。

すると、入り口横に小さなケースに入ったメダカが売られている。その種類の多さと見事さにびっくり。新種改良された珍しいものも。

メダカコーナーに並んでいるすべてが一人の養魚家によるもの。中には一時は数十万円の値が付いていたというオリジナルの熱帯魚のような綺麗な品種もあった。とても高くて手が出ない。

色々迷って4種類のメダカをゲット。お気に入りはプラチナブルーという青白く輝くメダカ。

大粒の葡萄もゲットし、美味しいミルクで作ったアイスを頬張りながら帰路につく。

 


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まだ蒸し暑い

2021年09月09日 | 日記

嫌になるほど蒸し暑い。

9月も中旬に入ろうかというのにまだ蒸している。盆を挟んでの長雨といい、こんな天候は経験したことがない。

気候変動で亜熱帯化してしまった日本、爽やかな秋晴れも消えてしまうのか。

蒸し暑さにうんざりだ。

 


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異次元の活躍続ける大谷翔平

2021年09月08日 | 日記

異次元のとてつもない活躍は、すごい。

全米を沸かせる二刀流。次々と大記録を塗り替え、異次元の活躍を見せる大谷祥平だ。

残り試合は24試合となり、HRダービーは激しさを増している。

これまでも、日本選手の野茂やイチローの活躍は、ワクワクさせてくれた。だが、大谷祥平の活躍はそれらとは異次元のもの。とにかく唯々、すごい。

なによりも、野球を心底楽しむ野球少年のような爽やかなプレーぶりがいい。強欲な利権争いの権力抗争に明け暮れる政界とは真逆の世界だ。

どうか、このシーズンを怪我無く活躍し、世界の野球ファンの度肝を抜いてほしい。

 


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カジノ汚職に実刑判決

2021年09月07日 | 日記

盗っ人猛々しいとはこんな人物のことかと思わせた。

カジノ汚職で懲役4年の実刑判決を受けた秋元衆院議員。逮捕後も国会議員を辞めもせず、議員として仕事もしないで給与は受け取り続ける。

贈賄側の役員に不利な証言をしないように金を渡そうとまでしていた。語るに落ちるとはこのことで、自ら罪を隠そうとした実に愚かな行為だ。そんな前代未聞の恥知らずなことまでしておいて、国会議員に居座り続けるという神経がわからない。

党が公認して当選させた議員なのに、離党したことを口実に辞職への取り組みはやらない自民党。

そればかりか、議席を独占して圧倒的な数の力をいいことに、相次ぐ逮捕や事件に疑惑を説明もせず反省もない。悪事を新たな悪事がかき消す。そんな自民党のブラックホールぶりだ。

今やそれに国民の側も慣れてしまって、無感覚になっている。

秋元のカジノ事件のようなことを、もし野党のいずれかの党が起こせば、即、解党の危機にさらされるだろう。

実刑判決を受けても、次の選挙には立候補するという秋元。これは有権者へ売られた喧嘩だ。決着は有権者の投票でつけるしかない。

 


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トップリーダーの資質

2021年09月06日 | 日記

選挙の顔は誰を選ぼうとするのか。

さまざまな既得権益と世代交代、そして何よりも選挙の顔を誰にするかという思惑が入り乱れる。

政策をめぐる利権対立も水面下でぶつかっている。安倍と麻生が高市支持に動こうとしているのも原発利権などの影がうごめくから。脱原発の河野太郎を総理にしたくないのだ。

表に出さない、口にしないことにこそ、本音の支持理由と利害がひそむ。それが、長くこの国の権力を牛耳ってきた自民流の政治のやり方だ。そんな本音と建前を使い分ける二面構造の古臭いやり方が通用したのが、菅総理を誕生させた去年の総裁選だった。

だが、解散総選挙を間近に控える今回の総裁選は様相がまったく違う。自民党員でない国民にどう訴えるか。ストレートに理念と政策を訴える政治センスが必須となる。

党内だけに目を向けた内向きのスタンスでは通用しない。それを肌感覚でわかった候補者が勝利する。

かつて、小泉純一郎は「自民党をぶっ壊す」といって総理になった。それに似た気概を発するくらいの候補者でないと、今の国難を突破できない。

日本のトップリーダーにふさわしい気概と胆力、そして志と政治理念が最低の資質だ。

 


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染まらず骨折り損

2021年09月05日 | 日記

織柄の色合いが違っていたプルオーバーのシャツ。

染料で紺色に染めたのだが、織柄の部分が染まらない。

綿麻100だから染まらないわけはないのだが。

織がしっかりしていて、絞り染め絞ったところのような現象になったのだと思う。

骨折り損のくたびれ儲けとなった2時間だった。

 

 


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市場も菅退陣を大歓迎

2021年09月04日 | 日記

皮肉なものだ。

菅総理の退陣表明で株価は一気に上昇した。

「菅では大敗する」というシナリオが消えたから、市場は大喜びしたというわけだ。

これで、総理レースは様変わりし、河野大臣が出馬へ動き出すなど、一気に走り出す。

安倍菅ラインの疑惑政治と呪縛を断ち切る総裁選挙を期待したいが、かつての自民党のような気概や情熱はありそうもない。

市場からも見放された菅政権だ。

 


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菅総理の悪あがきも不発で投げ出す

2021年09月03日 | 日記

あっけない幕引きとなった。

菅総理が「総裁選に立候補しない」と表明した。首相を辞任することになる。

禁じ手の総裁選前の解散を目論んでみたり、「党役員人事」まで表明したが、悪あがきも破綻し、国民からの不信や党内からも反発をくらって自滅してしまった。

安倍に次いで、中途で首相の職責を投げ出すということになった。

これで、閣僚からも出馬するものも出て、自民の総裁選は急展開することになる。

 

 


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悪名か無名かの総裁選

2021年09月03日 | 日記

”悪名は無名にまさる”とは言い得ている。

悪名高き安倍晋三は総裁選を無風で切り抜けていた。それに較べ無名の菅義偉は苦戦している。やっぱり悪名は無名にまさるようだ。

その法則をあてはめて、いまのところ有力とされる岸田文雄と菅義偉を較べれば、菅の方がはるかに悪名高いから、勝つのは菅という事になる。

岸田が勝つには、何事もそつなくこなす2世議員から脱皮し、悪の強さを身につけられるかに掛かっている。

外相や政調会長といった主要ポストをこなしたのに、さっぱり影が薄い岸田。その無名さぶりが線の細さとなる。

禁じ手の「総裁選直前の役員人事」を行おうとして党内の反発を招き、地元の神奈川県連からも応援はしないと突き放され、まさに四面楚歌の菅総理。

どっちもどっちという総裁候補。

こんな熱量のない総裁選で、日本のトップを決めているから、政治が国力を衰退させてしまうわけだ。

 


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また雨の日々

2021年09月02日 | 日記

予報はまた長い雨続きの日々ようだ。

深夜から雷に激しい雨だった。

もう、雨はいいよ。


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権力ゲームでコロナ対策はそっちのけ

2021年09月01日 | 日記

権力ゲームでコロナ対策はそっちのけ。

総裁選前の解散総選挙のもくろみが破綻した菅総理。総理の椅子を死守するためのカードもだんだん限られ、解散カードは切れず追い込まれてきた。

安倍麻生ラインに鞍替えし、二階はずしで目先を変えようとバタバタだ。

権力ゲームでコロナ対策もそっちのけだが、アフガニスタンへの対応も大きく出遅れた。自衛隊機を派遣したものの救出できた日本人は1人だけ。現地に救出を願う日本人ら500人を置き去りにするという結果になっている。

菅総理の頭の中は選挙のことだけのようで、権力抗争に汲々とするあまり、何もかもが一層後手になっている。

”総理がしたいから総理をする”というのでは、本末転倒も甚だしい。

権力ゲームにうんざりする。

 

 


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