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雑草三昧、時々独り言

ボケ(木瓜)

2024-03-04 | 【独り言】

このボケの花が咲いている緑道から西に自転車で5分も走れば神戸刑務所に至る。
何十年も前からその場所にあるのだし、何十年も前にはそこから西に広がる田園風景を見ていた。
気の遠くなるような時間が流れているのだけれど
緋色のボケの花は今でも「春爛漫の花の色」に染まっていた諫早の花になっている。
諫早二日目の午後、その明るい日差しの野辺を歩いた折の会話が残っている。
辿る記憶の隅にボケの花は、何年経っているのだろう。
その諫早途中下車の旅は、大学一年の春のことだった。
狭い家の中、他のアルバム・写真帳類は全部整理できたのに
一冊だけ行方不明になっていた「昭和40年春・奄美合宿」のアルバムが先日
何十年ぶりで見つかったから、余計に当時の記憶が鮮明になった。
合宿解散の奄美大島・名瀬港から、直接船で神戸港には戻らずに
西鹿児島から列車で明石に戻る計画を立てたのも、唐突と思い出して諫早立ち寄りを決めたからだ。
「諫早・鳥栖280円」切符と、「名瀬港・神戸ゆき(経由 鹿本陽東)2225円」切符が揃った。

 

 

 

 

 

 

 


(2024.02.14 鳥羽)

何年前のことだろう。
春爛漫の諫早を歩いた同じ年の夏、「第二の故郷」と言っていた明石を訪れたツーちゃんと
同窓のガイさんと三人で公園を歩いたことがある。
駅から加古川行きのバスに乗った彼女を送ったのが最後になっている。

 

 
ボケ(木瓜)
 バラ科ボケ属 Chaenomeles speciosa(= Chaenomeles lagenaria) 
(2024.02.28 明石公園)


▲ 緋色の花 「春爛漫の花の色」に登場するボケの花 ▲

  
4月6日に名瀬から船で翌日鹿児島に上陸、西鹿児島から経由に書かれている鹿児島本線・鳥栖駅で4月8日深夜途中下車して、4月8日早朝諫早着
その諫早で三日間を過ごし、4月10日夜に右の切符で鳥栖まで戻ったことになる。
そこから、再び鹿児島本線・山陽本線の列車の旅を続け、暇人のワンダラーは尾道、倉敷と途中下車しながら明石に戻った。
諫早の記念に?と貰って帰った筈の200cc入りの牛乳瓶は、何故だかわからないのだけれど明石までは持ち帰れなかった。
春休み中だったにも関わらず集まって来た沖永良部島・知名小学校の悪童たち 昭和40(1965)年3月23日
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ボケの芽ばえの頃2019

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