放置されたまま、の形容が当てはまる旧県立明石西公園。
広大な農事試験場が役目を終えて公園になり
多くの樹木が育っていた場所だけれど
いつしか管理替えで、事務棟もトイレも無くなり県立公園の看板も外れた。
設備の問題ではない。
人手と資金を投じての維持管理が出来ないことになった因はどこにあるのかも知らない。
その場所に県立がんセンターの仮設、が唐突と持ち上がって
予定敷地内の埋蔵文化財発掘調査名目?で閉鎖されて三年が経つ。
調査の結果も知らされていないし、三年の間に何がどうなったのかは知らない。
かくして、都会の住宅密集地に残されている緑は消えてゆく。
片方では里山を活用して、の大義を翳して広大な緑の中に箱ものが次々と出来ている。
▲ 酷い状態の樹木も多い中で、ヒメユズリハは枯死した。それでもユズリハはしっかりと果実を残し、葉も新しくなった。▼
ユズリハ(楪、交譲木、譲葉)ユズリハ(←トウダイグサ)科ユズリハ属 Daphniphyllum macropodum
ヒメユズリハ(姫譲葉) Daphniphyllum teijsmannii
従来はトウダイグサ科だったが、めしべが2個(トウダイグサ科は3個)なので新しくユズリハ科となっている。
ユズリハの果序は下垂しない。葉は光に翳すと網状脈まで見える。
葉の支脈は間隔狭く規則的で多くヒメユズリハは不規則で支脈の数は少ない。
(2023.12.04 明石西公園)
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▲ 春の ㊧雌花序 ㊨雄花序 ▲
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▲ ヒメユズリハの冬芽 ▲
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ユズリハ(楪、交譲木、譲葉)2022 ヒメユズリハ(姫譲葉) ユズリハ・ヒメユズリハ2023
ユズリハ 葉の入れ替わりの頃 ユズリハの冬芽・葉痕
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